「冷血」が読みたくなる【カポーティ】 [映画にドロップキック!!]
■ヒトコト感想
知ってはいたが作品を読んだことがない作家カポーティ。どのような人物でどういった性格だったのかは、本作を見ればすぐにわかるだろう。ちょっと人とは違う特殊な話方と、その描写はないが同性愛者なのだろう。すでに売れっ子となった後、「冷血」という作品を書くにいたるまでが描かれている本作。事件の周辺を取材し、加害者の内なる本心を探ろうとする。作品にかける情熱と、いつのまにか加害者の一人であるペリーに取り込まれているかのようなカポーティ。作品を完結させるためには、ペリーたちになんらかの裁きが下されなければならない。そうなった時、今までペリーたちを生かすために協力的だったカポーティがどういった行動をとるのか。本作を見ると、俄然「冷血」という作品を読んでみたくなる。
■ストーリー
1959年、カンザスの田舎町で一家4人が惨殺される事件が発生。作家トルーマン・カポーティは、事件にかつてない好奇心をそそられ、死刑判決を受けた被告人ペリー・スミスに近づく。6年間に及ぶペリーへの取材を経て、カポーティは衝撃の作品を描き上げた。その名はーー「冷血」。しかしその後、彼は一冊の本も完成させることはなかった…。
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by 4ヶ月で月収を2倍にした秘密を8人限定公開。今すぐクリック (2010-04-12 21:50)