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天才外科医の結末は…【スリジエセンター1991】 [書籍にドロップキック!!]

スリジエセンター1991

スリジエセンター1991

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/25
  • メディア: 単行本
■ヒトコト感想
ブレイズメス1990」から続く物語。天才外科医の天城がスリジエセンターの設立に成功するか否か。シリーズを読み続けている人ならば、その結末はすでにわかっている。シリーズとして、過去の物語が描かれているので、結論ありきの物語だ。ただ、その結論に至るまでに、どのような物語があったのかが非常に興味深い。

天才天城であっても、失敗の可能性がある手術。突然のアクシデントにより、手術中に患者が死ぬ可能性すらある。そんな状況をどのようにして乗り切るのか、はたまた…。天才外科医と教授たちの権力闘争や、才能あふれる研修医・速水の登場など、すでにおなじみのキャラの過去を読むことができるので、結論がわかっていても楽しめることは間違いない。

■ストーリー

手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと放言する天才外科医・天城は、東城大学医学部でのスリジエ・ハートセンター設立資金捻出のため、ウエスギ・モーターズ会長の公開手術を目論む。だが、佐伯教授の急進的な病院改革を危惧する者たちが抵抗勢力として動き始めた。桜宮に永遠に咲き続ける「さくら」を植えるという天城と世良の夢の行く末は。

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