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戦国時代で生き抜く力 【戦国自衛隊1549】 [書籍にドロップキック!!]


戦国自衛隊1549

戦国自衛隊1549

  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/05/20
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
戦国自衛隊と言えば、はるか昔にテレビで映画版を見たことがある程度だ。本作は福井晴敏が新しい戦国自衛隊として描いた作品だ。現代の高性能兵器をもつ自衛隊が戦国時代へタイムスリップしたらどうなるのか。最初は圧倒できても、いずれ物資が不足し戦国武将たちの数の前にやられるしかない。ただ、本作は別の観点で描いている。

もし、知識があり先を見通せる力をもった者が司令官として存在したのならば、戦国時代でも生き残ることができる。さらには織田信長に成り代わり天下統一までも。。。ガソリンを生成するなどしながら、現代の兵器を使い続け、薬物で恐怖を感じない兵士を作る。歴史を変えようとする男と、歴史を元に戻そうとする者たちの戦いだ。

■ストーリー
アクエリアス計画―太陽の強力電磁波から、情報・通信回路をシールドする前代未聞の実験。その実験中に、的場丈史一佐が司令を務める、陸上自衛隊・第三特別混成団が忽然と消えた―。入れ替わりに過去の空間が、戦国時代の騎馬武者とともに共に現代に出現した。第三混成団は過去の世界に飛ばされてしまったのだった。

アクエリアス計画の開発に携わっていた神崎怜は、的場が作製した勝利不可能な図上演習において、唯一勝利を収めた鹿島勇祐を加え、第三混成団を現代に連れ戻す計画を立てる。いく行く先は1549年。天下を目指す群雄が割拠する戦国時代―。






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