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手堅く小さな勝ちを続ける【カード・カウンター】 [映画にドロップキック!!]


カード・カウンター [Blu-ray]

カード・カウンター [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2023/11/17
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
ウィリアムは風変わりなギャンブラーだ。決して目立つことなく、小さな勝ちを続け、カジノから目をつけられないようにする。実は刑務所に10年間服役していたウィリアム。その理由としては、中東での戦争で捕虜たちに拷問を加えたためとなっている。拷問を指示した主犯であるゴードンは逃げ切っており、すべての責任は実行犯である上等兵たちにかぶせられる。

このあたり「ザ・レポート」などで語られている実話に基づいているのだろう。若者のカークからゴードンへの復讐を持ち掛けられる。カークの父親は同じくウィリアムのようにゴードンの責任を負わされた人物だった。ウィリアムのひりつくようなポーカーシーンが良い。ポーカーの緊迫感が伝わってくる作品だ。

■ストーリー
ウィリアム・テル(オスカー・アイザック)は、風変わりなギャンブラーだ。米国軍刑務所で10年間服役し、独学で「カード・カウンティング」と呼ばれるカードゲームの勝率を上げる裏技を学んだ彼は、「小さく賭けて小さく勝つ」がモットーで目立たず、匿名でいることを好む。ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダ(ティファニー・ハディッシュ)と出会い、大金が稼げるというポーカーの世界大会への参加を持ちかけられる。

さらにその直後、二人の男と遭遇する。一人は、かつて上等兵だった自分に“消えない罪”を背負わせた男ジョン・ゴード(ウィレム・デフォー)、もう一人はウィリアムにゴードへの復讐を持ちかける若者カーク(タイ・シェリダン)だった。ラ・リンダとカークとの運命的な出会いによって、謎につつまれたウィリアムの人生が徐々に明らかとなり、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームの終章が幕を開ける。






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407年後の未来からメッセージが返ってくる【2067】 [映画にドロップキック!!]


2067 [Blu-ray]

2067 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Image Entertainment
  • 発売日: 2020/11/17
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
2067では人類は死滅の危機に瀕している。謎のウィルスに侵される人類。未来へとつながるタイムマシンを開発したクロニコープ社は、未来で人類の希望となるウィルスのワクチンを手に入れようとするのだが…。未来へメッセージを送ると、未来からメッセージが送り返されてくる。それは「イーサンを未来に送れ」というメッセージだった。タイムパラドックスものだ。

未来では何が起きているのか。イーサンは407年後の未来に行くのだが…。そこは緑に囲まれ、人が一切存在しない地球だった。誰が過去にメッセージを送ったのか。イーサンには未来でどのような役割があるのか。未来ではイーサンと思われる死体があることで、ある程度先が想像できてしまった。

■ストーリー
2067年。地球の酸素が急激に減少し、動植物などが死に、謎のウィルスが蔓延。人類は危機的な状態に陥っていた。屋外では人工酸素マスクを通した呼吸しかできず、人工酸素を供給するクロニコープ社が世界を支配していた。先端科学研究所を持つクロニコープ社は、ある日、407年後の未来からあるメッセージを受信する。それは「イーサンを未来に送れ」という内容だった。イーサンはクロニコープ社からの命を受け、またウイルスに侵された妻の命を救うた






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ジェイクは過去に行きオズワルドを観察する 【11/22/63 中】 [書籍にドロップキック!!]


11/22/63(中) (文春文庫)

11/22/63(中) (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
ケネディ暗殺を阻止するため、ジェイクは過去にタイムトラベルする。中巻のメインはジェイクが過去の世界でセイディという恋人ができたという部分と、ケネディ暗殺の実行者であるオズワルドの現状を観察するという流れとなっている。ジェイクとセイディの関係は良いのだが、セイディがジェイクの素性を怪しみはじめる。未来のことを見通しているのと、教師という肩書ではあるが、前の学校で勤務実績がないこと。

一時、セイディとの関係は悪化したが、その後に関係は修復される。ジェイクの恋愛模様と平行して、ジェイクのオズワルドの観察が続いていく。現在と過去を何度も行ったり来たりするかと思いきや、三度目の過去に長く滞在することで目的を達成しようとしている。

■ストーリー
1963年11月22日――11/22/63。ケネディ暗殺を阻止するため、僕は過去への旅に出る。平凡な国語教師ジェイクは死期の迫った友人アルから「1958年にタイムトラベルできる扉」の存在を知らされる。その扉は常に1958年に通じており、「過去」でどんなに長く過ごそうとも、「現在」に戻ればわずか数分しか経過していないという性質をもっていた。アルはジェイクに果たせなかった夢を託す――ケネディ大統領暗殺の阻止。

アルは何度も過去へ旅をし、暗殺阻止を試みてきた。しかし「歴史」は容易な改変を拒み、企ては失敗を繰り返してきた。ジェイクは友人の悲願を引き継ぐことを約束した。ジェイクは「過去」へと旅をして、そこで暮らしながら歴史との戦いを開始した。しかし歴史改変は困難をきわめた。ある悲劇を阻止すれば別の悲劇が発生し、ジェイクは苦悩する。何度も旅を繰り返し、ジェイクは徐々に暗殺の核心へとにじり寄ってゆく――






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人よりワンテンポ早くせっかちな男【1秒先の彼】 [映画にドロップキック!!]


1秒先の彼 [Blu-ray]

1秒先の彼 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2023/12/22
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
どうやら韓国映画のリメイク作品らしい。オリジナルは女性が1秒先に動くタイプで男性が1秒後に動くパターンだ。本作は主人公のハジメがワンテンポ早い生活を行っている。少しミステリアスな雰囲気がある。ネタばれになるのだが、ハジメが常に人よりもワンテンポ早い生活を送っているために、周りと帳尻を合わせるために1日どこかで失うというのは無茶苦茶な設定だ。

ハジメは1日を失い、人よりワンテンポ遅いレイカは1日を得ることになる。序盤でのハジメの日常は非常に面白い。路上ライブの女性に恋をするくだり。レイカは遠くからハジメを見つめるしかない状態。そこから、過去のふたりの出会いと、運命の一日がやってくる。路上ライブの女性はどうなったのかが、最後まで気になった。

■ストーリー
ハジメは京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ早く、50m走ではフライング。記念写真を撮るといつもシャッターチャンスを逃してしまい、小学校、中学校、高校の卒業アルバムの写真はことごとく目を閉じている。現在、ハジメは長屋で妹の舞とその彼氏のミツルと3人で暮らしている。ハジメの職場は京都市内にある中賀茂郵便局。彼は高校を卒業して12年間、郵便の配達員だった。ついたあだ名が、『ワイルド・スピード』。

度重なる信号無視とスピード違反で免許停止を食らい、それからは窓口業務だ。ハジメと同じ窓口に座るのは新人局員のエミリと小沢。いつもふたりに「見た目は100点なのに中身が残念」と言われ、ふてくされる日々。レイカも京都の生まれ。日本海に面した漁師町の伊根町で育った。いつも人よりワンテンポ遅く、50m走では笛が鳴ってもなかなか走りださない。現在、彼女は大学7回生の25歳。

アルバイトをいくつも掛け持ちし、学費を払いながらの貧乏生活だ。写真部の部室に住み込み、ひとりぼっちで夜食をとりながら、ラジオを聴いている。ある日、急停車したバスに追突した高校生を看護するハジメの姿をみて、既視感をおぼえたレイカ。郵便局でハジメの窓口にいき、胸の名札『皇』の文字を見つめる。街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちるハジメ。

早速、花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“大切な1日”が消えてしまった…!? 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目を見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つけるが…。






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他者のエピソードから構想を広げる 【物語の種】 [書籍にドロップキック!!]


物語の種

物語の種

  • 作者: 有川 ひろ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2023/05/24
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
有川浩が他者から物語の種となるテーマをもらい、それを元に短編を作成する。身近なエピソードや実話をベースにしているので、それなりに真実味がある。印象的なのは第四話の中学生女子が実際に経験したエピソードを元に描かれた短編だ。作者の作品である「図書館戦争」を好きだと言ったら…。思春期の男子からかけられた心無い言葉。

言った本人には悪気はないのかもしれないが、言われた方はいつまでも覚えている。作者の本がきっかけということで、その呪いの言葉から解放させるために作者が考えた手段が描かれている。いつまでも心に残すべき言葉ではない。さっぱりと忘れて前に進むのが正解なのだろう。その他の短編も、この物語の種からここまで連想したのか?と驚かされる短編もある。

■ストーリー
第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?第四話 我らを救い給いしもの中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。

第五話 ぷっくりおてて小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。第六話 Mr.ブルーある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。第七話 百万本の赤い薔薇ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。第八話 清く正しく美しくエステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。第十話 恥ずかしくて見れないある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。






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特殊能力のある半魚人に恋する女【シェイプ・オブ・ウォーター】 [映画にドロップキック!!]


シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
政府の極秘研究所の掃除婦であるイライザ。持ち込まれた不思議な生物とコミュニケーションをとり、心を通わす。半魚人のような生物はリアルだ。どことなく「アバター」に出てくるキャラのようだが、特殊な能力がある。政府がこの半魚人を解剖して秘密を探ろうとする。イライザは幼少期に声帯を切除され、言葉が話せない。

人と普通に話ができないことが、何かしらイライザの負い目となっていたのだろう。半魚人が自分を真に理解してくれるということで親密になっていく。半魚人を解剖しようとする組織。アメリカに半魚人を解剖されたくないロシアのスパイ。それらの思惑が交錯し、イザベラは半魚人を家に連れてくるのだが…。ラストの展開はファンタジーすぎる。

■ストーリー
1962年、アメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザはある日、施設に運び込まれた不思議な生きものを清掃の合間に盗み見てしまう。“彼"の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われた彼女は、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。幼い頃のトラウマからイライザは声が出せないが、“彼"とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。次第に二人は心を通わせ始めるが、イライザは間もなく“彼"が実験の犠牲になることを知ってしまう。“彼"を救うため、彼女は国を相手に立ち上がるのだが――。






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ホラー映画のような雰囲気【宮松と山下】 [映画にドロップキック!!]


宮松と山下 [Blu-ray]

宮松と山下 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2023/06/09
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
暗く陰鬱な作品。ストーリー的にはそんな内容ではないのだが、恐怖を湧き立たせるような効果音が印象的だ。エキストラ俳優の宮松の日常が語られる。居酒屋でのんびりビールを飲んでいると突然別の客から銃で撃たれる。それは映画の一場面だった。別のシーンでは綺麗な奥さんに対して晩御飯をどうする?という問いかけを、歯を磨きながらする。次の瞬間、カットがかかる。

宮松は平凡な中年男性なのだが、ある日、昔の同僚という男と出会う。宮松は記憶を無くしており、本当の名前は山下といい、妹がいることがわかる。記憶を取り戻すために妹夫婦と暮らすのだが…。宮松が記憶をなくした経緯を思いだし…。全体的に暗く悲しい雰囲気の作品だ。

■ストーリー
宮松は端役専門のエキストラ俳優。来る日も来る日も、名もなき登場人物を生真面目に演じ、斬られ、射られ、撃たれ、画面の端に消えていく。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。なにが好きだったのか、どこで何をしていたのか、自分が何者だったのか。なにも思い出せない中、彼は毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける。ある日、宮松の元へある男が訪ねてくる……。






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放射性物質がらみの物語 【ヌエの碑】 [書籍にドロップキック!!]


鵼の碑 【電子百鬼夜行】

鵼の碑 【電子百鬼夜行】

  • 作者: 京極夏彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2023/09/14
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
京極堂シリーズ。17年ぶりに新作が発表され楽しみにしていたのだが…。初期のころのわくわく感は失せている。キャラクターが確立されているとはいえ、題材が平凡だと面白身がない。このシリーズの面白さのメインである妖怪の仕業としか思われないような事件が発生し、それを京極堂が解き明かすという流れがない。

他殺体が消えただとか、謎の失踪者や、小さな女の子が父親を殺したと告白するとか。ひとつひとつの出来事が小ぶりなので、全体として深刻な雰囲気とならない。放射性物質の話や、何か秘密の計画が実行されていたであろう怪しさはある。光る猿だとか、いかにも仕掛けがある風な謎もある。ただ、どれも強烈なインパクトがあるわけではない。

■ストーリー
百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作長編がついに!殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。妖光に翻弄される学僧。失踪者を追い求める探偵。死者の声を聞くために訪れた女。そして見え隠れする公安の影。発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。






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すさまじいロシアンルーレットの緊迫感【ロシアン・ルーレット】 [映画にドロップキック!!]


ロシアン・ルーレット ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]

ロシアン・ルーレット ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2011/11/09
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
謎の地下組織で行われている危険なゲーム。プレイヤーが円形に並んで、それぞれに拳銃を持たせ、銃弾を一発だけ込める。目の前の男の頭に銃を突きつけ、ランプがついたら銃を発射する。他人に命運を預けたロシアンルーレットだ。父親が病気となり、費用がないため、電気工事の青年ヴィンスが危険なゲームに参加する。

メインはこのゲームで何回も繰り返されるロシアンルーレットだ。周りで見ているセレブたちは、ひとりのプレイヤーに金を懸ける。兄弟で参加しているジャスパーとロナルド。兄は3度もこのゲームで生還している。過去に生き抜いているから強いというのは、単純に運が良いだけのように思えるのだが…。ラストでは、ヴィンスとロナルドの一対一のロシアンルーレットが待っている。

■ストーリー
病気の父を抱えながら、電気工の仕事で家族を養う貧しい青年ヴィンス(サム・ライリー)は、ある日、仕事先の家主が大金が入る仕事があるというのを盗み聞きする。時を同じくして、囚人のパトリック(ミッキー・ローク)は牢屋を出され、無理やり木箱に詰められ、ある館へ連れて来られる。そして、謎の男ジャスパー(ジェイソン・ステイサム)は、死に瀕した兄・ロナルド(レイ・ウィンストン)を病院から連れ出し、同じくその館へと向かう。

彼らが辿り着いたその場所では、17人の男たちがそれぞれ1から17までの番号をつけたTシャツを着せられ、円になっていた。その周りにいるのは、多額の金を各プレイヤーに賭ける男たち。ここでは、彼らの命を賭けた集団ロシアン・ルーレットが行われようとしていた。プレイヤーたちは、弾倉を無秩序にまわし、前に立っている男の後頭部へ狙いを定める。果たして彼らは、殺人者になるのか?被害者になるのか?はたまた何事もなく生き残ることができるのか?このゲームの勝率、わずか1%。勝てば大金、負ければ死。張り詰めた空気の中、最初のゲームの開始が告げられる・・・。






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日本の奇妙さと恐ろしさを強調したクレイアニメ【犬ヶ島】 [映画にドロップキック!!]


犬ヶ島 [Blu-ray]

犬ヶ島 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
クレイアニメといえばよいのだろうか。海外から見た変な日本像を強調したような世界観が特徴的な作品だ。近未来の日本を舞台としており、ドッグ病が蔓延する世界となっている。病気の感染を恐れた市長はすべての犬を犬ヶ島へ送ることになる。自分の飼い犬を探しに来た少年が犬ヶ島で犬たちと出会う。ストーリーは大したことはない。

特徴的な世界観が本作の売りなのだろう。もし、これを真に受けてしまうと、日本という国は奇妙で恐ろしいように感じてしまう。特に力士や政治家や、コンピュータの描写は、クレイアニメの雰囲気もあるのだが、妙な恐ろしさがある。少年アタリが犬たちと犬ヶ島で大冒険する物語だ。

■ストーリー
近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島"に追放する。ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に向かった。愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎市の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく──。






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