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震災、その後を描くことが重要だ 【希望の地図2018】 [映画にドロップキック!!]


希望の地図2018 (幻冬舎文庫)

希望の地図2018 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/08/06
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
大きな災害に見舞われた人たちは、その後どのような生活を送っているのか。復興はすすんでいるのか。災害直後ではマスコミの報道合戦が激しいが、1年もたつと周りの人々からは忘れ去られている。そんな状態を危惧した作者が、復興に力をいれているそれぞれの町でインタビューをしている。

復興の形は様々だ。東日本大震災で被害を受け移住せざるお得なくなった人々。熊本の震災や広島の大雨の被害。そして、大阪の台風21号や、岡山の水害まで。ここに、関東の台風19号もいずれ入ることだろう。台風19号の報道で首都圏と地方の注目度の差というのをまざまざと思い知らされた。とり残された形の地方の人々は、まだ復興のために必死に頑張っている。

■ストーリー
災害によって人生が一変し、それでも「希望」を捨てなかった人がいる。借金を返済しながら新しい漁業の道を模索する石巻の漁師。原発事故による避難指示が解除された南相馬市にデイサービスをつくった介護士。ボランティアとしてやってきた石巻に移住して自分の店を開いた料理人…。一年間、全国を横断して取材をつづけた、被災地の素顔。渾身のルポルタージュ。






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