THEハリウッド映画【デイ・アフター・トゥモロー】 [映画にドロップキック!!]
昔からあるハリウッド映画の王道で災害パニック物がある。
台風や火山噴火など人間の無力さを思い知らされるがごとく
災害になすすべもなく飲み込まれていく人間達。
そこにヒーロー的人物が現れ、家族や仲間、世界を救う活躍をする。
地球温暖化が原因で世界各地で異常気象が発生。
ロサンゼルスに巨大竜巻が襲来し、ニューヨークは洪水で水没。
さらに地球は再び氷河期へと突入し、北半球は完全に氷に覆われてしまう。
そんな中でニューヨークの図書館にいて生き残った息子サムを救いだそうと、
気象学者ジャックは凍てつくニューヨークへ向かうのだが・・
これぞTHEハリウッド映画だねー。
全体を通してのテーマとしては家族愛なのか??
家族を顧みなかった父親が、それに後悔して息子を助けに行く。
感動させようとする場面はそこと、厳しい道のりの道中で
仲間が倒れていく様子・・・
災害規模がデカければデカイほど、解決策が無いほど絶望感は
深くなり、見ている者にもその絶望感を伝えやすいと思うんだけど
逆にそこまで大風呂敷を広げてしまうと、それをたたむのに一苦労だ。
本作も広げた大風呂敷をたたむことができず、結局無理矢理
詰め込むか、もしくは勢いよく燃やしてしまい、なかったことに
しようとしている。
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