芝居と現実のハザマ【ある閉ざされた雪の山荘で】 [書籍にドロップキック!!]
■ヒトコト感想
どのようにして密室を作り上げるかのかがありきたりではない。
仮面山荘殺人事件と同様に、そのことを良く考えられている。
はたして、この殺人は演出なのか?それとも現実なのか?
常に演出ではないのかと思わせることで、行動に制限を付け
その為に事件解決を難航にしている。
読んでいてとても感情移入してしまった。
■ストーリー
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。
これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。
だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。
はたしてこれは本当に芝居なのか?
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