SSブログ

スィーツを題材とした日常の謎 【巴里マカロンの謎】 [書籍にドロップキック!!]


巴里マカロンの謎 〈小市民〉シリーズ (創元推理文庫)

巴里マカロンの謎 〈小市民〉シリーズ (創元推理文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
小市民シリーズ。常悟朗と小山内のふたりが日常の謎を解き明かす。時系列的には『春期限定いちごタルト事件』『夏期限定トロピカルパフェ事件』の間にまたがっている。短編のタイトルとしても、マカロン、チーズケーキ、あげぱん、シュークリームなどスィーツのタイトルとなっている。スィーツを食べにきて、目の前の皿には3つのマカロンのはずが、なぜか4つのマカロンがのっていた。

普通ならば気にせずラッキーと感じて1つおまけとして食べてしまうところを、謎として深読みする。現実にいたらかなりめんどくさい人物だろう。飲酒での停学問題や、柔道部でのしごきの問題など、謎はシンプルだが問題はわりと深刻なものが多い印象だ。

■ストーリー
「わたしたちはこれから、新しくオープンしたお店に行ってマカロンを食べます」その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つめのマカロンが乗っていた。誰がなぜ四つめのマカロンを置いたのか?小鳩君は早速思考を巡らし始める…心穏やかで無害で易きに流れる小市民を目指す、あのふたりが帰ってきました!






nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。