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ネオが現実世界でも無双し始める【マトリックス リローデッド】 [映画にドロップキック!!]


マトリックス リローデッド [Blu-ray]

マトリックス リローデッド [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
「マトリックス」から引き続き、仮想世界での戦いがメインに描かれている。それと共に現実の世界でザイオンがマシン軍団に包囲され、絶体絶命のピンチに陥っている。ネオはプログラムでいうところのバグであり同じようなことがマトリックスでは何度も繰り返されていた。さらにはザイオンのような世界も存在し、それを滅ぼし、また新たに作るという作業も繰り返されていた。

前作では仮想環境では絶対的な強さを示していたネオが、マトリックスで苦戦するようになる。マトリックスの秘密とザイオンの危機。預言者やマトリックスを作った者の存在まで。ただ、なんとなく惰性で続いているような感じは否めない。ラストに向けての引きの強さはある。

■ストーリー
あと数時間もすれば、人類最後の都市ザイオンは、人類滅亡をプログラムされた25万のセンチネルに侵略されてしまう。だが、モーフィアスの信念に揺るぎはなかった。オラクル(預言者)の預言では、救世主がマシンとの戦いに必ず決着をつけてくれる---人類の未来と希望は、救世主として覚醒したネオに託された!ネオ、トリニティー、モーフィアスの3人は驚異の肉体と武器を携え、この戦いに終止符を打つべくマトリックスへ乗り込む。ネオはマシン軍団に包囲されたザイオンを救うべく、その超人力を全開させた。






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ジョーカーの存在感が全てだ【バットマン】 [映画にドロップキック!!]


バットマン [Blu-ray]

バットマン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2016/02/24
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
元祖バットマン。これがバットマンシリーズのスタートということで、スピンオフなどは見たが、オリジナルは初めて見た。予想外にジャックが良い味を出している。バットマンの雰囲気はある程度想定どおりだが、ヒーローの要素がほとんどないことに驚いた。どちらかというと、不審者扱いされているバットマン。そして、バットマンを超えるインパクトを出しているのがジャックだ。

本作はもはやジャックが主役と言っても過言ではないだろう。悪者ジャックがどのようにしてジョーカーとなったのか。「ジョーカー」とはまた違った雰囲気の悪役が誕生している。毒の中に落ちるだとか、顔が笑顔のまま固まっているだとか、強烈なインパクトがあることは間違いない。

■ストーリー
悪がはびこるゴッサム・シティーで、次々と悪者を退治するヒーロー、バットマン。その正体を突き止めようと、報道カメラマンのビッキーは、記者ノックスを引き連れ取材を開始する。一方バットマンは化学工場を襲った悪者ジャックと対決し、ジャックは廃液の毒の中に落ち死亡……したかに思われたが、ジョーカーとして蘇る! 真っ白な顔に不気味な笑みがはりついたジョーカーは、バットマンへの復讐に燃えるのだった。






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ただの医者が殺し屋へと変貌する【デス・ウィッシュ】 [映画にドロップキック!!]


デス・ウィッシュ[Blu-ray]

デス・ウィッシュ[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
外科医ポールは強盗に妻を殺され、娘は昏睡状態となる。警察から逃れ続ける犯罪者に対してポール自身が鉄槌を下す。ポール役をブルース・ウィルスが演じる。序盤はただの外科医でしかなかったポールが復讐のために立ち上がる。銃に慣れていないただの外科医が、世の中にはびこる悪人を退治していく。スエットのフードを深くかぶりマスコミからは死神と名前を付けられる存在となる。

ブルースウィルスのイメージがそもそも殺し屋のようなイメージなので、ただの外科医だとしても最初から凄腕の殺し屋のような雰囲気をだしている。妻の復讐の相手を見つけた際のポールの動きはすさまじい。終盤では見た目通りの凄腕の殺し屋へと変貌している。

■ストーリー
警察の手に負えない犯罪都市となったシカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージー。ある日、何者かが家族を襲撃。妻は殺され、娘は昏睡状態になってしまう。失意の中、日々を過ごす中で善良な市民が死に、悪人の命を救わねばならいこともある医者という立場にも疑問を感じ始める。そして、犯罪が溢れかえり一向に進まない警察の捜査。この状況に怒りの頂点に達したポールは自ら銃を手に、犯人抹殺のため危険な街へと繰り出し始める。

悪人には、問答無用。復讐をきっかけに街の悪を一掃する“死神"と呼ばれる救世主へと変貌を遂げていく─。外科医から処刑人へと変ぼうをとげる男のハード・リベンジ・アクションが今、幕を開ける! !






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作家をテーマとしたミステリー短編集 【覆面作家】 [書籍にドロップキック!!]


覆面作家 (講談社文庫)

覆面作家 (講談社文庫)

  • 作者: 大沢 在昌
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/04/15
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
大沢在昌の短編集。作家が主人公の作品が多いため、まるで作者自身が主人公のような印象がある。ハードボイルド風味は少ない。殺し屋をテーマとした作品もあるのだが、どちらかというと不思議な展開となる短編が多い。印象的なのは「カモ」だ。ある作家が美しい女性に賭けをしようと持ち掛けれれる。その賭けの内容はSEXをして妊娠するかしないかだ。

作家の方にはまったくデメリットがない。なぜ女はこんな賭けを男に持ち掛けたのか。作家の血液型だけを聞く女。この血液型というのである程度内容は想像できたのだが、ラストの展開は良い。存在を消された者たちが集まる「村」も、いかにもこの世界の中に存在しそうで面白い作品だ。

■ストーリー
嘘と真実の狭間に潜む、謎を「私」はあぶりだす。収録作品すべての語り手は、著者を彷彿とさせる「私」なる作家。自身の経験に裏打ちされたミステリーは、本当にすべてフィクションなのか?ハードボイルド&ミステリーの第一人者が満を持して放つ珠玉の作品集「幽霊」ある日、作家の「私」に接触してきた真野と名乗る正体不明の男。彼が語る内容を小説にして欲しいと言うが。

「村」携帯が圏外になるほどの僻地に、思いもよらぬ人物が集う「村」の秘密。「確認」キャバクラの勤め終わりの女性を、家まで車で送り届けるドライバーは何を隠しているのか。など、どれもが読了後、虚実の有無をいやが応にも考えさせられるミステリアスな作品集。






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ただのゾンビ映画に変わっている【メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮】 [映画にドロップキック!!]


メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/03/16
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
前作では少年少女たちが謎の施設に捕らえられ、脱出するための巨大な迷路を攻略するという部分がミステリアスで面白かった。本作では脱出した少年たちが、その後どうなったかが描かれている。本作に期待してしまうのは、ミステリアスな巨大迷路なのだが…。本作では迷路は登場してこない。

荒廃した世界の中で、人体実験から逃れるために自分たちを操っていた巨大組織から抜け出そうとする。前回のキャストはほとんど出ておらず、まったくの新作と考えた方が良いだろう。謎のウィルスに侵された世界で、少年少女たちだけがウィルスの免疫をもっている。その秘密を探るために巨大組織は少年たちを追いかけ続ける。ただのゾンビ映画のようになってしまっている。

■ストーリー
巨大迷路を脱出し、自分たちを操っていた組織の存在を知ったトーマスたち。逃げ込んだシェルターでは、仲間たちがその組織によって人体実験をされているという、さらなる驚愕の事実を知ってしまう。命の危険を察し脱出を試みるトーマスたち。しかし建物の外には、太陽に灼きつくされすべてが崩壊した砂漠のような光景が広がっていた。迫りくる組織の捜索隊、そして新たな敵。あちこちに仕掛けられた攻略不能のトラップ=罠。仲間との友情と裏切り、深まる謎、そして衝撃の犠牲。走り続けるトーマスが知る禁断の事実とは――!?






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リアルの世界での幽霊はデータなのか? 【幽霊を創出したのは誰か?】 [書籍にドロップキック!!]


幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? WWシリーズ (講談社タイガ)

幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? WWシリーズ (講談社タイガ)

  • 作者: 森博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
ウォーカロンシリーズ。幽霊がでるという噂のある場所へやってきたグアトとロジ。そこでふたりはそれぞれ幽霊を目撃することになる。科学の進歩で人間が死ななくなり、新たな人間も産まれなくなった世界。人が死なない世界での幽霊とはどのような意味があるのか。幽霊になった男の弟が登場し、幽霊を目撃したふたりから話を聞きたいと男の屋敷に招待されることになる。

バーチャルとリアルのはざまで生きる人々。リアルの体はもはや必要ないという論調になりつつある。すべてはネットワークを通じて制御されるので、今、目の前で起きている現象はコンピュータによるホログラムの可能性すらある。リアルに生存することにほとんど意味がなくなった世界ということなのだろう。

■ストーリー
触れ合うことも、声を聞くことも、姿を見ることすら出来ない男女の亡霊。許されぬ恋を悲観して心中した二人は、今なお互いを求めて、小高い丘の上にある古い城跡を彷徨っているという。城跡で言い伝えの幽霊を思わせる男女と遭遇したグアトとロジの許を、幽霊になった男性の弟だという老人が訪ねてきた。彼は、兄・ロベルトが、生存している可能性を探っているというのだが。






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古さが逆に新しく感じさせる【猿の惑星】 [映画にドロップキック!!]


猿の惑星 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

猿の惑星 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/03/16
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
色あせることのない名作。そのデザイン性の特殊さからTシャツになったりもした本作。宇宙船でたどりつた星は、猿が支配する地球にそっくりな星だった。宇宙飛行士のテイラーが猿に襲撃され喉を負傷したことで言葉が発生できない部分が秀逸だ。猿が話をしているが、人間は知能が低くまさに獣のような状態だ。現代の人間と猿の立場がまるっきり交換されたような状況だ。

のちにテイラーが話せて文字も書けることを知ると、一部の猿はテイラーを排除しようとする。非常に深い作品だ。ラストのオチは、有名な映像だ。本作を見てから「猿の惑星 創世記」を見るべきだろう。地球がどのようにして猿に支配される惑星になったのかが描かれている。

■ストーリー
地球から320光年、とある惑星に不時着した宇宙船の飛行士テイラーが見たのは、人間のように言葉を話す猿が人類を支配する恐るべき世界だった……!






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負傷した部下が何者かを目撃するのだが…【沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3】 [映画にドロップキック!!]


沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3 [DVD]

沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2012/12/04
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
「TRUE JUSTICE2」シリーズ。ケインたちチームは入れ替わりがありながら、ミッションを達成していく。新たなチームとして、前回は人身売買の組織を壊滅させたケインたち。今回は過去にケインを苦しめたBOJANが登場してくる。ゴーストという黒幕を追い求める物語も後半に近づいている。ゴーストの側近である男を守るためにBOJANが登場してくる。

部下を殺された恨みをはらすためにケインは行動する。平行して新チームの部下を鍛えたりもする。ラストではBOJANたちを追い詰めるのだが、部下のひとりが撃たれてしまう。何かを目撃したことで襲撃されたのだが…。ケインの長距離からの射撃が冴える。新メンバーのサポートを受けながらチームを率いるケインの圧倒的な存在感のある物語だ。

■ストーリー
過去、ケインを苦しめたBOJANが再び現れる。CIAは、ケインの部下を殺した黒幕=ゴーストの個人資産を運営する男の警護をするために現れたのだと推測する。ケインはゴーストが何を購入しようとしているのか調査中で、BOJANたちを捕まえれば、部下の仇のゴーストに近づけると確信するのだった!






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作者の旅のスタンスがよくわかる 【旅のつばくろ】 [書籍にドロップキック!!]


旅のつばくろ

旅のつばくろ

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/04/22
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
「深夜特急」の作者である沢木耕太郎が描く、旅に関するエッセイ集。世界を旅してきた作者が感じたことをエッセイとしている。自由気ままに旅する。仕事のスタンスとして講演会など先の予定は極力入れないようにしているらしい。それはなぜかと言うと、先の仕事の予定が決まっていると自由にフラりと旅に行けないかららしい。

このあたり、普通の人の感覚ではフリーランスの物書きとして、先まで仕事の依頼が埋まっていれば収入について安心できると思うのだが…。作中に登場したライフワークとライスワークの部分でも、食べていくために仕事をするライスワークを今までやったことがないらしい。フリーのモノ書きとしてはとんでもなく幸せなことなのだろう。

■ストーリー
旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。あの頃のように自由に、気ままに日本を歩いてみたい。この国を、この土地を、ただ歩きたいから歩いてみようか……。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で好評を博した連載が待望の単行本化!






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細菌で死ぬエイリアンの女王様【インデペンデンス・デイ2016】 [映画にドロップキック!!]


インデペンデンス・デイ2016 [DVD]

インデペンデンス・デイ2016 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2016/08/03
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
「インデペンデンス・デイ」シリーズとでもいうのだろうか。「リサージェンス」などとは出てくるキャラクターの繋がりがないので、もしかしたらタイトルだけ同じで別シリーズなのかもしれない。出演者だけでなく全体的にチープな印象の本作。地球にエイリアンが襲来し、人類を地球から追い出すことを目的としている。

アメリカの副大統領がメインとなりエイリアンと交渉する。衝撃的なのは、エイリアンが用意した宇宙船に人々が乗り込んだは良いのだが、移住とは名ばかりで、ただ宇宙に放り出されるだけ。戦いで地球を傷付けることなく効率的に地球人を滅亡させる一番の方法なのだろう。副大統領がエイリアンとの決別を決断するのだが…。エイリアンの倒し方が古典的だ。

■ストーリー
世界各地に巨大UFOが飛来し、その猛威の前に各国の軍隊は壊滅。そんな中、ホワイトハウス襲撃による大統領の死亡を受けて新たに大統領に就任したレイニーは、研究チームが開発したエイリアンに有効な病原体を散布するべく、自ら大気圏外のUFO母船に潜入することを決意する…。






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