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実写ドラマよりも凝縮された衝撃【この世界の片隅に】 [映画にドロップキック!!]


この世界の片隅に [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
ドラマ版はすでに見ていた。ドラマ版のイメージがあるのだが、アニメ版の印象は大きく変わらない。連続ドラマとは異なり内容は凝縮されている。周作が娼婦と結婚する約束をしていた件や、その他のエピソードはドラマ版独自なのだろう。アニメ映画として独特な絵柄とその雰囲気でより戦時中の困難な生活を感じ取ることができた。

すずがおっとりとした性格で、どんな悲惨な状況になろうとも前向きに進もうとする力がある。戦争とはなんて悲しい出来事なのだろうと思わずにはいられない。戦争によって傷つき倒れ家族を失う人もいる。ラストで玉音放送を聞いたあとのすずが、怒りの思いをぶちまけるのはよくわかる。今までの辛い出来事は何だったのだろう、という思いが強いのだろう。

■ストーリー
1944(昭和19)年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へとお嫁にいくことになる。夫・周作のほか、周作の両親と義姉・径子、姪・晴美も新しい家族となった。配給物資がだんだん減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの艦載機による空襲にさらされ、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。そして、昭和20年の夏がやってくる――。







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