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ウーバーイーツからネットの炎上まで、マコトが解決 【炎上フェニックス 池袋ウェストゲートパーク17】 [書籍にドロップキック!!]


炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17 (文春e-book)

炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17 (文春e-book)

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/09/08
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
IWGPシリーズ第17弾。今回はパパ活や炎上騒動が描かれている。流行りのウーバーイーツもある。世の中の流行りを物語化する早さと、そこに潜む問題点が描かれている。本作を読むことで、世間の流行りに疎い人でもウーバーイーツがどんなもので、なぜフリーターがこぞってやるかがわかるだろう。パパ活についても自分はよく知らなかったが、女子のランクでパパ活の客も変わってくるようだ。

マコトが中心となりキングたちGボーイズにより事件を解決する。危険な仕事というよりは、日常に隠れる悪意というのが伝わってきた。駅で女子供にわざとぶつかる、「ぶつかり男」にしても、社会への不満のはけ口として利用しているだけのように思えてしまう。すべては報われない人の不満のハゲ口になっているのだろうか。

■ストーリー
ストーカーと化したADが自殺。「悪女」「尻軽」と大炎上し焼かれた女子アナ。マコトが接触したネット放火魔のなかに真の“モンスター”が存在した!ネット社会の闇にGボーイズが打った手とは――-半グレ集団に脅かされる“パパ活女子”、女性ばかりを狙う“ぶつかり男”、トラブルに巻き込まれた“デリバリー配達員”……現代を鮮やかに切り取る4編収録。






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