共感の押し売りは辛い 【倒れるときは前のめり ふたたび】 [映画にドロップキック!!]
■ヒトコト感想
有川ひろのエッセイ集第2段。エッセイと書下ろしの2つの短編から構成されている本作。エッセイでは相変わらず作者の強い主張が前面に押し出された作品となっている。ネット上での批判に対してかなり敏感に反応している。そして、あからざまなアンチよりもファンの方がたちが悪いと語る。「がっかりしました」という言葉で、自分と好みの違う作者に対して意見するネットの言葉に強烈に反発している。
エゴサーチをして辛らつな言葉を目にすることのストレス。さらにはエゴサーチをしないというのも実はかなりパワーを使うことらしい。売れっ子作家なので、それなりにアンチがいるのはしょうがないことなのだろう。それらにエッセイとして反論していることが、作者のこだわりの強さを感じた。
■ストーリー
書き下ろし掌編「彼女の本棚」と、中編小説「サマーフェスタ」を特別収録! 愛する本たちへの想い、ネット時代に思うことなどのほか、ペンネーム変更の理由も語られる。稀代の人気作家のエッセイ集第2弾。
有川ひろのエッセイ集第2段。エッセイと書下ろしの2つの短編から構成されている本作。エッセイでは相変わらず作者の強い主張が前面に押し出された作品となっている。ネット上での批判に対してかなり敏感に反応している。そして、あからざまなアンチよりもファンの方がたちが悪いと語る。「がっかりしました」という言葉で、自分と好みの違う作者に対して意見するネットの言葉に強烈に反発している。
エゴサーチをして辛らつな言葉を目にすることのストレス。さらにはエゴサーチをしないというのも実はかなりパワーを使うことらしい。売れっ子作家なので、それなりにアンチがいるのはしょうがないことなのだろう。それらにエッセイとして反論していることが、作者のこだわりの強さを感じた。
■ストーリー
書き下ろし掌編「彼女の本棚」と、中編小説「サマーフェスタ」を特別収録! 愛する本たちへの想い、ネット時代に思うことなどのほか、ペンネーム変更の理由も語られる。稀代の人気作家のエッセイ集第2弾。