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日本酒が飲みたくなる【恋のしずく】 [映画にドロップキック!!]


恋のしずく [Blu-ray]

恋のしずく [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2019/04/02
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
ワインソムリエを目指す詩織の実習先は広島の日本酒の酒蔵となった。詩織は日本酒が飲めないので、気が進まないまま酒蔵で実習を行う。この老舗の酒蔵での出来事が本作のメインとなっている。酒蔵の蔵元の息子である莞爾は詩織といきなりやりあう。酒蔵をなんとか維持しようと新しいビジネスの話を勝手にすすめてしまう莞爾。

詩織はしぶしぶ酒蔵での実習を行うのだが、修行に近い仕事の数々に根を上げそうになる。蔵元の突然の死により、後継ぎである莞爾は困惑する。伝統的な仕事では定番ともいえる後継ぎ問題。今の流行から外れても、昔ながらの手法を続けるのか。ちょっとした恋愛要素もあり、詩織は厳しく怒られながらも、逆に言い返すほどの気の強さが良い。

■ストーリー
東京の農大でワインソムリエを目指す“日本酒嫌い"のリケジョ・橘詩織(川栄李奈)の実習先は、意に反して東広島・西条の日本酒の酒蔵に決まってしまった。酒蔵での実習を終えないと単位が取得できず、夢のワインの本場フランスでの海外留学への道も閉ざされてしまう。渋々実習先の乃神酒造へ訪れた詩織だったが、今年は実習生の受け入れ予定はないと言われてしまう。実は、蔵元(大杉漣)が受け入れを断ったにも関わらず、息子である莞爾(小野塚勇人)が父親への反抗心から勝手に進めていたのだった。

絶対に単位が欲しい詩織は食い下がる。農家の娘美咲(宮地真緒)の助けもあり、なんとか杜氏の坪島(小市慢太郎)から蔵に来るように言われ、酒蔵で修行に近い「実習」が始まる。人々との出会いや日本酒造りを通じて、今までにない喜びを見出す詩織。そんな時、蔵元の体調が急変し、思わぬ転機が訪れる。詩織は好きになった日本酒、西条の街や人々、そして思いがけず抱いた莞爾へのほのかな思いをどう決断していくのかー。






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実話を元にしたソ連・アフガン戦争の衝撃【リービング・アフガニスタン】 [映画にドロップキック!!]


リービング・アフガニスタン [DVD]

リービング・アフガニスタン [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2019/10/02
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
アフガニスタンで実際に起きた出来事が描かれているらしい。ソ連の自動車化狙撃師団に、人質救出作戦が命じられる。アフガニスタンとソ連の戦争についてはほとんどイメージがない。ただ、ソ連がアフガニスタンの地でゲリラたちに苦戦しているのは理解できた。ソ連の戦闘機が撃墜され、パイロットである将軍の息子が捕虜となる。ソ連の兵士たちの中には、アフガニスタンの現地人たちから強引に搾取したりもする。

狙撃師団たちは人質交換の交渉をするのだが、相手のムジャヒディンを信用することができない。ソ連側の目線とアフガニスタン側の目線がある。ゲリラとしてアフガニスタンの住人がソ連の兵士たちを攻撃する。ソ連軍からすると常に油断できない状態は神経をすり減らすことになるのだろう。

■ストーリー
1989年、ソ連・アフガン戦争。第108自動車化狙撃師団に、ある極秘指令が下される。戦闘機が撃墜され、将軍の息子であるパイロットがイスラム組織ムジャヒディンの捕虜になってしまったのだ。兵士たちは人質救出のため、敵地に潜入し激戦を繰り広げる。一方、KGBのドミトリッチ大佐は、ムジャヒディンとの人質交換取引を模索していた。だが捕虜が脱走を図ったことから、事態は予想外の方向へ展開してゆく…。






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外圧に負けずヤクザまでも利用する鮫島 【暗約領域 新宿鮫11】 [書籍にドロップキック!!]


暗約領域 新宿鮫XI

暗約領域 新宿鮫XI

  • 作者: 大沢在昌
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/11/19
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
新宿鮫シリーズ第11弾。前作で鮫島の上司である桃井が死に、それに関わった陸は逃亡した。本作では新上司の阿坂が登場し、陸も再び関わることになる。最初はヤクの売人の元締めを取り締まるための張り込みであったが、そこから北朝鮮を巻き込んだ殺人事件が起こる。公安、北朝鮮工作員、金石、ヤクザが入り交じりそれぞれの利益のために動き出す。

新宿鮫シリーズの魅力は、鮫島がどのような外圧にも屈せず独自の調査で真実にたどりつく部分だ。今回も、相手がヤクザだろうが公安だろうがお構いなしに、その胆力を発揮している。ラストでは鮫島と相対していた公安の香田やヤクザの幹部の浜川も、いつの間にか鮫島に感謝するようになる。堅物な上司の阿坂が物語の良いアクセントとなっている良作だ。

■ストーリー
信頼する上司・桃井が死に、恋人・晶と別れた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、孤独の中、捜査に没入していた。北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した鮫島に新上司・阿坂景子は、単独捜査をやめ、新人刑事・矢崎と組むことを命じる。一方、国際的犯罪者・陸永昌は、友人の死を知って来日する。友人とは、ヤミ民泊で殺された男だった―。冒頭から一気に読者を引き込む展開、脇役まで魅力的なキャラクター造形、痺れるセリフ、感動的なエピソードを注ぎ込んだ、八年ぶりのシリーズ最新作は、著者のミステリー&エンターテインメント作家としての最高到達点となった!






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カイジらしくないゲーム【カイジ ファイナルゲーム】 [映画にドロップキック!!]


カイジ ファイナルゲーム Blu-ray 豪華版(2 枚組)

カイジ ファイナルゲーム Blu-ray 豪華版(2 枚組)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
カイジシリーズは全て見てきた。2までは原作マンガを読んでいたので面白さが理解できた。ファイナルゲームについては原作マンガを読んでいないので、違和感をもった。展開があまりに早すぎて、よくわからないまま、バベルの塔に入りそこでチャンスを手にしたカイジが人間秤に参加することになる。

カイジシリーズの面白さは挑戦するゲームの面白さがすべてなのだろう。今回のゲームは結局のところ様々な人脈でどれだけ金を集めることができるかにかかっている。金をたくさん集めた者が勝つゲームだ。そこに戦略性はない。その後のゲームでバンジージャンプやいつものジャンケンがある。それらも前作などと比べると特殊さが薄れた気がした。

■ストーリー
2020 年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた―。自堕落な生活を送っていたカイジは、派遣会社からクズと罵られ、薄っぺらい給料袋を手渡される。憤りを感じながらも一缶千円に値上がりしたビールを買うかどうか迷っていた。「久しぶりだね、カイジくん」「ハンチョウ?」声をかけてきたのはスーツに身を包んだ大槻だった。

帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世したという。「カイジくん。君もこんなところでくすぶっているタマじゃないだろ?」「何が言いたいんだ?」「実はワシと組まないかと思ってね」大槻が見せたのは一枚のチラシだった。【第5回若者救済イベント開催!バベルの塔】金を持て余した大金持ちの老人が主催するイベントで、一攫千金のチャンスだ。「こんなもの無理だ!運否天賦のゲームで作戦の立てようもない」「その通りだよ。だが裏を返せば、カラクリがわかっていれば勝てる可能性があるわけだ……」ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…運命の歯車は動き出した。カイジを待ち受ける未来は天国か地獄か?日本中を奮い立たせる最後のギャンブルが今始まる―






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犬と人間の間の子は犬人間だ【犬鳴村】 [映画にドロップキック!!]


犬鳴村 [Blu-ray]

犬鳴村 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
福岡に実際にある犬鳴峠をモチーフとした作品。犬鳴村というのが存在していたという都市伝説をホラー映画化した作品だ。序盤は犬鳴トンネルに入り込み、廃村のような場所へ向かう。そこで心霊現象が発生し、そこから呪いのような物語となる。どこか「リング」的な印象がある。

犬鳴峠に肝試しに向かった者たちは次々とおかしなことになっている。印象的なのは、電話ボックスに閉じ込められ、電話ボックスに水が充満し溺死してしまう場面だ。犬鳴村での出来事が、その後、現在の子孫にまで影響している。架空の物語ではあるが、ホラー映画として描かれた場所を知っているのはかなり強烈だ。実際に旧犬鳴トンネルには行ったことはないのだが、強烈な恐ろしさがあるのは間違いない。

■ストーリー
臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される不可解な変死…。それらの共通点は心霊スポット【犬鳴トンネル】だった。「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?全ての謎を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…!






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女性の心の声が聞こえるのは辛い?【ハート・オブ・ウーマン】 [映画にドロップキック!!]


ハート・オブ・ウーマン [Blu-ray]

ハート・オブ・ウーマン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2016/02/02
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
広告代理店の敏腕ディレクターのニックが女性の心の声が聞こえるようになる物語だ。男向けの広告では無類の強さを示すニックだったが、新たに女性をターゲットとするために新しい上司がやってきた。キャリアウーマンのダーシーの登場により立場を失いかけるニックだが、女性の心の声が聞こえることで起死回生の大逆転をする。

女性が考えていることをそのまま聞くことができるのは、良い面もあるのだろうが、自分的には辛いと思った。年頃の娘の心を覗き見るのは逆に辛い。娘が彼氏とダンスするだとか、その後に何を考えているだとか。。。女の心が読めると、ナンパもうまくいき、ダーシーの考えが先読みできることで女性向けのすばらしい広告を生み出すことができる。ただ、それだけで終わらないのが良い。

■ストーリー
シカゴの広告代理店の敏腕ディレクター・ニックは男性向け商品広告で数々の成功をおさめ仕事にも女性に対しても自信満々な男の中の男だった・・・。が、女性に受ける広告を作るためにライバル社から引き抜かれてきたキャリアウーマン・ダーシーの出現により立場を失ってしまう。女性の考えに疎いニックには女性に受ける広告をつくることが出来なかったのだ。仕事に自信を無くすニックだったが、ある事故がきっかけで突然不思議な力に目覚めた。

なんと周りにいる全ての女性の心の声を聞けるようになったのだ・・・。永遠の謎“女心"を知ることが出来たらと思うすべての男性、そして“女心"を理解して欲しいと願うすべての女性に贈るロマンティック・ラブコメディの傑作!






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美女ふたりのドタバタ復讐劇【バンディダス】 [映画にドロップキック!!]


バンディダス [DVD]

バンディダス [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
メキシコの物語。アメリカの銀行がメキシコの銀行を買収し、銀行に借金のある農民たちを追い出してしまう。追い出された農民の娘のマリアと銀行頭取の娘サラが復讐のために銀行強盗を行う。マリアとサラが美女であり、銃の扱いがおぼつかない状態でありながら銀行強盗を行おうとする。元・銀行強盗のビルに弟子入りし、アメリカの刑事クエンティンを仲間に引き入れ銀行強盗を繰り返す。

シリアスな作品ではなく、マリアとサラのドタバタコメディとなっている。それぞれ父親が殺されてはいるが、決してしんみりする雰囲気ではない。まともに銃も撃てない美女2人がマスクを付けて銀行強盗を行う。クエンティンを巻き込んでのドタバタ具合が面白い作品だ。

■ストーリー
1848年のメキシコ。鉄道建設のため、ニューヨーク銀行はサンタ・リタ周辺の銀行を買いあさり、銀行に借りのある農民達を追い出していた。立ち退きを命じられた農民の娘マリアは、銀行頭取の家に行き不当を訴えるが、聞き入れられず、それどころか家に帰るとニューヨーク銀行に雇われた人殺し、テイラー・ジャクソンに父親が殺されていた。ジャクソンの目的は、この地からお金を搾取するための、新しい銀行の建設。

騙されたと知った銀行頭取もまたジャクソンに殺され、彼の娘のサラが取り残される。育ちの違いから初めは反発し合うマリアとサラだが、殺された父親達の復讐、そして土地を取り上げられた民衆達を助けるために、銀行強盗になることを思いつく。元・銀行強盗のビルに頼み、銀行強盗修行をした二人は、殺人調査に来ていたクエンティンも巻き込んでいよいよ銀行に乗り込んだ!!しかし彼女達を捕らえようとするジャクソンは、新たにガンマンを雇っていた・・・。果たして彼女達の運命は!?






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盲目の女には何か秘密がある?【インビジブル 暗殺の旋律を弾く女】 [映画にドロップキック!!]


インビジブル 暗殺の旋律を弾く女 [DVD]

インビジブル 暗殺の旋律を弾く女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
盲目の女が主人公の本作。序盤では盲目ながらピアニストとしての能力があり、日常生活には何不自由なく対応できている描写が続く。同じアパートに住む女性に対しても、気軽に話をするのだが…。盲目なだけに聴覚が異様に研ぎ澄まされているという描写も続く。そして、上階に住む顔なじみの女が飛び降り自殺をする。

物語は殺し屋や謎の組織に狙われる盲目の女という流れが続く。殺し屋は女が目が見えないことを知らずに顔を見られたとして暗殺しようとする。終盤では盲目の女にも実は隠された真実があり、復讐のためにある男を狙っているとわかる。二転三転する中で、盲目の女に何か隠された能力があるのでは?と最後まで不気味な雰囲気がある。

■ストーリー
ヨーロッパの黒社会を仕切る男の娘が、ある日落下事故で死亡する。現場にいあわせ真相を知るヒットマンの男と、階下にいた盲目のピアニストの女。男は死亡事故を目撃されたと思い込み、密かにその女を抹殺しようと監視しはじめる。だが、女は盲目で、しかも別の組織に狙われていることが明らかに。ロシアマフィアや英国情報局までもが動き、女を狙う―。謎に満ちたこの盲目の女は、なぜ狙われるのか―! ?






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王道的なラブコメ【ニセコイ】 [映画にドロップキック!!]


ニセコイ 豪華版 [Blu-ray]

ニセコイ 豪華版 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
漫画原作らしい。漫画は未読。序盤から明らかにマンガ風な展開となる。ヤクザの息子とギャングの娘。それぞれの組織が対立しないために、見せかけの恋人となる。楽は子供のころに出会った運命の女の子との再会を願う。千棘が金髪のハーフ美女であり、序盤から楽と喧嘩ばかりしているので、パターンとしては実は千棘が運命の女の子だったのだ、なーんてことを想像してしまった。

物語としては楽の運命の子は、実は楽が片思いしていた清楚な女の子だった。ちょっと意外な展開だ。それならば楽はすんなりと運命の女の子とくっつけばよいのだが、巧みな構成により千棘との関係が急接近してくる。楽をめぐっての女子たちの表にでない争いが起きているような感じだ。

■ストーリー
「どうしてこうなったんだーー! 」勉強一筋の真面目な高校生にして実は極道「集英組」の一人息子・一条楽は、ある日突然、金髪&ハーフのキョーレツ女子・桐崎千棘と宿命の出逢いをとげる。実は千棘はアメリカのギャング組織「ビーハイブ」の一人娘。性格真逆で相性最悪の2人は抗争寸前な親の組織の仲をとりもつため、強制的に恋人のフリをさせられることに! 幼い頃に結婚の約束をしたハズの運命の相手を探している楽にとって好きでもない奴と恋人のフリなんて地獄! でもバレても抗争勃発で即・地獄!






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