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幸せの絶頂から不幸に急降下 【骨の袋 下】 [書籍にドロップキック!!]


骨の袋〈下〉 (新潮文庫)

骨の袋〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: スティーヴン キング
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/08/28
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
ヌーナンはカイトの親権を守るために権力者デヴォアと裁判で対決しようとする。上巻までの流れでは、親権を争う裁判の他に、ヌーナンの妻が亡くなりその前後で起こった奇妙な出来事や、その他の心霊現象などがある。調べていくうちにヌーナンは心霊現象の根源を見つけ出す。

黒人歌手セーラに対する強烈な行為の数々。それらがめぐりめぐって現在へとつながっている。中盤でヌーナンたちが幸せの絶頂のように庭でバーベキューをするシーンはすばらしいが、そこから地獄の底に突き落とされるパターンがある。かなり強烈な流れであることは間違いない。なぜここまで不幸が連鎖するのか。その理由は謎の心霊現象にあった。

■ストーリー
ヌーナンと知り合った少女を、異常な地元の権力者マックス・デヴォアがつけねらう。デヴォアとの戦いを余儀なくされたヌーナンだが、彼は亡き妻の意外な真実を知ることになる。さらに過去にこの地で活躍していた黒人歌手セーラに対する忌まわしい犯罪が明らかに。セーラは復讐のために霊界から戻ってきたのか?彼女が企んでいる邪悪な野望を、もはや阻止することは出来ないのか。






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