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当時の恋人も暴露する赤裸々エッセイ 【僕のヒコーキ雲 日記1994-1997】 [書籍にドロップキック!!]


僕のヒコーキ雲 日記1994-1997

僕のヒコーキ雲 日記1994-1997

  • 作者: 辻 仁成
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/12/16
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
辻仁成の日記風のエッセイ。いくつか作者のエッセイを読んだことがあるが、本作は初期の初期の時代。南果歩と結婚していたことに驚き、映画監督をしていたことにも驚いた。日記なので、その当時の状況がそのままエッセイとして描かれている。友達として付き合っていた南果歩との関係がそのままエッセイに登場してきたり。その後、結婚まで。付き合っている時代の恋人の名前をそのままエッセイにだすというのはかなりチャレンジングだ。

相手が有名人というのもあるのだろうが。そのあたりを気にしないのはロックなのかもしれない。映画監督や子供が生まれたことの困惑なども描かれている。意外なのは、かなり喧嘩早いという部分だ。

■ストーリー
高まる文学への熱、死ぬまでやめられないロック。初の映画監督作品「天使のわけまえ」。電撃結婚と長男の誕生。1994年から97年までの激動の日々の中での戸惑いと信念を日記風に綴ったエッセイ集。






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ネコ好きにはたまらない作品だ【劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族】 [映画にドロップキック!!]


劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族 [DVD]

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族 [DVD]

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2021/09/24
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
ネコをひたすら追いかけ続けた作品。印象的なのは、牛舎で飼われているネコたちだ。放し飼いにされており、ネコのコミュニティが出来上がっている。作中ではネコ社会を想定してナレーションが入る。縄張りだとか独り立ちだとか。性格的に大人しいネコが独り立ちできずに苦労するなど、昔のムツゴロウ王国を思いださせるような流れがある。

ミャンマーの水の上で生活する人々に寄り添うネコの物語もまた強烈だ。建物が水の上に建っている状態。生まれたばかりの子ネコが誤って川に落ちてしまい、上がれずに苦労している場面もある。厳しい環境ではあるが、ネコたちはたくましく成長していく。ネコ好きにはたまらない作品かもしれない。

■ストーリー
ネコたちと、また旅をしよう一年かけて見つめ続けた、ネコたちのまっすぐ生きる姿。動物写真家・岩合光昭が、世界中のネコと出会い、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛"。流れゆく季節の中でふたつの舞台を見つめます。ミャンマーのインレー湖。湖上に建つ小さな家にネコの家族とヒトの家族が暮らしています。寄り添い共に生きる絆が、美しい水面に輝きます。北海道の牧場では、たくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコが、まっすぐに生きています。時に温かく、時に厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていきます。あるがままに…水と大地を舞台に繰り広げられる、ネコたちの愛と絆の物語です。






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