SSブログ

スウェーデン版のハリウッドリメイク【ドラゴンタトゥーの女】 [映画にドロップキック!!]


ドラゴン・タトゥーの女 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

ドラゴン・タトゥーの女 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2015/12/25
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」のリメイク版。スウェーデン版よりも洗練されており見やすくなっている。出演者も豪華なので、すんなりと入り込める。基本ストーリーはオリジナルと同じなので問題なく楽しむことができた。ヴァンゲル財閥内部での軋轢や行方不明となったハリエットの行く末。それとは別に主役のミカエルのスキャンダルを見つけ出したリスベット。

ミカエルの調査とリスベットの現状が序盤に語られ、後半は怒涛の謎解きフェーズとなる。リスベットの雰囲気がオリジナルよりも、より狂気の雰囲気が強い。リスベットのエキセントリックさが本作の差別化のひとつだろう。このあとに「蜘蛛の巣を払う女」につながる雰囲気が良い。

■ストーリー
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。

40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー/ルビ)が異彩を放っていた。

意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった…。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画