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超能力バトルの前哨戦 【ドクター・スリープ 上】 [書籍にドロップキック!!]


ドクター・スリープ 上 (文春文庫)

ドクター・スリープ 上 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/01/04
  • メディア: Kindle版

■ヒトコト感想
本作を映画化した作品である「ドクター・スリープ」はすでに見ていた。そこで映画版での野球少年から命気を吸い取る場面がかなり強烈な印象として残っていた。また、登場人物についてもコリポレの影響だろうかアブラーが黒人の少女になっていたり、言葉で相手に催眠を仕掛ける女も少女となっている。ただ、原作ならでわの濃密な展開が良い。

ダンの少年時代のトラウマと、その後の生活。そして、アブラーが幼少期から苦悩しながら生活し、その能力の強さから早いうちにシルクハットの女に目をつけられていたこと。アブラーとダンが出会う場面も強烈だ。映画版は2時間という枠組みの中で、かなり駆け足で表現されていたというのがよくわかる。

■ストーリー
冬季閉鎖中のホテルで起きた惨劇から30年。超能力“かがやき”をもつかつての少年ダンは、大人になった今も過去に苦しみながら、ホスピスで働いていた。ある日、彼の元に奇妙なメッセージが届く。差出人は同じ“かがやき”をもつ少女。その出会いが新たな惨劇の扉を開いた。






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