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作者とは映画の好みが合う 【桜庭一樹のシネマ桜吹雪】 [書籍にドロップキック!!]


桜庭一樹のシネマ桜吹雪

桜庭一樹のシネマ桜吹雪

  • 作者: 桜庭 一樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/01/14
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
桜庭一樹が映画を批評する。といっても小難しい批評ではなく軽いあらすじと感想を述べているといった感じだ。批評する作品はハリウッド大作のような誰もが知っている作品というよりは、どちらかというとマニアックなヨーロッパ作品が多いようなイメージだ。自分も結構な映画を見ているつもりでいたが、作者が見た作品の中で、自分も見ていたのは4分の1もなかった。ただ、印象的な作品は自分もすぐに思い出すことができ、感想を共有することができた。

なんとなくだが、感想に大きな違いがあるという感じではなかった。作者が面白いと絶賛している作品に対して、自分がつまらなかったというような感想をもつことはなかった。わりと好みが近いのかもしれない。

■ストーリー
目を凝らせ、魂をみつけろ――少女とヒーローと無数のifに満ちた映画ワールドがここに。音楽の神さま、あの娘を助けて 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』老いたるロッキーは神話的英雄だ 『クリード チャンプを継ぐ男』SMとは「神の子」を造る戦い 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』中年スパイダーマンが胸狂おしい 『スパイダーマン:スパイダーバース』 血塗れの「映画の子供たち」 『GONIN サーガ』……etc.「本当に観ておもしろい」映画を厳選!「週刊文春」の人気連載ほか、物語作家ならではの洞察が光る珠玉の映画エッセイ集。






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