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感染症対策に尽力した人物 【北里柴三郎】 [書籍にドロップキック!!]


よみがえる天才7 北里柴三郎 (ちくまプリマー新書)

よみがえる天才7 北里柴三郎 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2022/03/10
  • メディア: 新書

■ヒトコト感想
お札の肖像画になる人物。北里大学だとか、その名前が有名なので人物名としては知っていた。ただ、具体的に何をやったかというのはわかっていない。本作を読むことで北里柴三郎が何をやって、どのような人物であるかがわかる。感染症対策に力を注いだ人物というのがわかる。ただ、それだけでなく性格的には偏屈で敵が多かったというのもわかる。

さらには東大派閥と対立しており、その遺恨はもしかしたら今も残っているような記述すらある。ドイツへ留学し感染症を研究する。とてつもない時間がかかるのと、論文を発表してもそれが事実ではない可能性すらある。医学の進歩により今の生活があるというのがよくわかる。北里柴三郎たちの研究がなければ、今も人類は多数の感染症に苦しめらることになったのだろう。

■ストーリー
日本の医学と医療の基盤を創った巨人の足跡をたどる本格伝記。医学研究とは、社会の衛生とは、感染症とどう戦うか――北里の残した答えは現代にも生きている。






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