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難聴になるとはどういうことか【サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ】 [映画にドロップキック!!]


■ヒトコト感想
バンドのドラマーのルーベンは、長い間バンド活動で爆音にさらされていたので、突如として難聴になってしまう。難聴になるまでの音の変化が表現されている。朝起きていつものルーティーンをこなしてはいるが、突如として音が聞こえづらくなる。まるで水の中に入っているような籠った音となる。突然の難聴による混乱が伝わってくる。また、観衆にもその変化がわかる。耳が聞こえなくなるとはどういったことなのか。

ドラマーとしては死刑宣告に近いのだろう。聴覚障碍者の支援コミュニティーに参加し、一緒に生活することでルーバンは変わっていくかと思いきや…。耳にインプラントを組み込めば聞こえるようになるらしい。ただ、支援コミュニティーはそのことについて否定的ではある。なぜそのようなスタンスなのかは不明だ。

■ストーリー
ドラマーのルーベンは、恋人のルーとバンドを組み、アメリカ各地のライブハウスを回るツアー生活を送っていた。そんなある日ルーベンはひどい耳鳴りに襲われ、急速に聴力を失っていく。“音楽も人生も失ってしまう”―不安や絶望に押しつぶされそうになるルーベンだが、ルーの勧めで聴覚障がい者の支援コミュニティーに参加することに。徐々に新たな環境に適応する一方で、元の生活に戻ることを諦めきれないルーベンは葛藤する。





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