SSブログ

新聞編集者たちの決戦前夜【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】 [映画にドロップキック!!]


ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
ワシントンポストのオーナーであるキャサリンが政府の機密文書を紙面に載せるか葛藤する物語だ。この手の新聞のスクープ合戦というのは興味深い。ベトナム戦争に対して政府がどのような思いでいたのかの内部文書が流出した。いち早くNYタイムズが一部をスクープするが、政府から訴えられてしまう。機密情報を載せるのか載せないのか。それぞれが自分の利害関係を考え主張する。

キャサリンの決断にすべてがかかっている。記者たちの機密情報を手に入れるための動きがすばらしい。そして、情報の出どころがNYタイムズと同じだった場合、政府に訴えられ逮捕される危険性すらある。常に人はリスクを負ったうえで勝負にでる。結局はキャサリンは勝負に勝ったということなのだろう。ひりつく展開だ。

■ストーリー
なぜ、アメリカ政府は、30年もの間、それをひた隠しにしなければならなかったのか―─。 1971年、泥沼化するベトナム戦争。国防総省はベトナム戦争を調査・分析した文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を作成していたが、ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。ライバル紙に先を越されたワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を入手し、全貌を公表しようと奔走する。

政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画