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時代は常に最悪を更新し続けている? 【銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索】 [書籍にドロップキック!!]


銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索

銃を置け、戦争を終わらせよう 未踏の破局における思索

  • 作者: 髙村 薫
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2023/07/31
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
高村薫がシリーズとしてエッセイを描く。これまでにも「時代へ、世界へ、理想へ 同時代クロニクル」「作家は時代の神経である」がそれぞれの時期のエッセイとして描かれていた。今回は2022年のエッセイとなっている。様々な政治的な不正や、元首相の殺害事件。統一教会の問題などについて語られている。

ロシアとウクライナの戦争で世界は混沌とした中で、賃金が上がらない日本ではどのように日々を過ごしていくのか。こうやって改めてエッセイでその年に起きた出来事を描かれると、かなり激動の年だというのがわかる。日本に住んでいると戦争はどこか遠い世界の話のような気がするが、物価高などで日常生活に影響があると、否が応でも感じてしまう。

■ストーリー
未踏の破局を凝視する作家が新たなヴィジョンを語る、現代の羅針盤。戦争の時代のリアルな平和論。






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