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シャネルは押しかけ愛人をやっていた【ココ・アヴァン・シャネル】 [映画にドロップキック!!]


ココ・アヴァン・シャネル特別版 [DVD]

ココ・アヴァン・シャネル特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/01/20
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
ナイトクラブの歌い手でしかなかった少女ココがシャネルになるまでを描く。メインは男に依存しなければならない女性の立場に反発するココが描かれている。合間には、デザイナーとしての優れた部分が垣間見える場面はあるのだが、男に飼われる人生を打開したいという思いが強く描かれている。田舎のナイトクラブの姉妹が、権力者の妻や愛人になることで優雅な暮らしを得ることができる。

当時としてはあたり前で権力者は大きな屋敷に愛人専用の部屋を用意したりもする。ココは半ば強引にバルサンの家に押しかけている。バルサンが求めてココを愛人として家に囲っているというイメージだったが、正反対でココが無理やり押しかけたような感じに驚いた。

■ストーリー
田舎のナイトクラブからパリへ、そして世界へ──コネクションも財産も教育もない孤児院育ちの少女が、世界のシャネルになるまでの物語。その小さな少女は、フランスの田舎にある孤児院に姉と一緒に入れられて、毎週日曜、決して来ることのない父親の迎えをひたすら待ち続けた。ナイトクラブの歌手になり、酔った兵士を相手にか細い声で歌い――つつましいお針子として、田舎の仕立屋の奥でスカートのすそを縫う日々。この小柄な若い愛人にエティエンヌ・バルサンが与えたのは、退屈で退廃的な暮らしと安全な隠れ家。






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