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息子が所属する野球チームの物語 【ブルックリンの八月】 [書籍にドロップキック!!]


ブルックリンの八月 (文春文庫)

ブルックリンの八月 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
スティーヴン・キングの短編集。今までのホラーのイメージからずいぶんと様変わりしている。ワトソンが活躍する物語やリトルリーグの活躍を描くノンフィクションなどがある。特に少年野球チームの短編は、自分の息子が参加しているということで、熱の入れようがすさまじい。基本的には野球をある程度知っていないと楽しめないだろう。

どこかでホラーの要素があるのでは?と思いながら読んだのだが、最後まで野球エッセイのようなトーンで終わっている。この流れが意外すぎたために、戸惑ってしまった。ワトソン博士の短編ともうひとつの探偵の短編については、ある程度オーソドックスな探偵小説となっている。作者のファンからすると意外な作品であることは間違いない。

■ストーリー
ワトスン博士が名推理をみせるホームズ譚。息子オーエンの所属する少年野球チームの活躍をいきいきと描くノンフィクション。そしてエベッツ・フィールドに躍動した、いにしえのブルックリン・ドジャースに思いを馳せる詩。“ホラーの帝王”にとどまらない、キングの多彩な側面を堪能できる6篇を収録。著者自身による解説つき。






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