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新旧ブレードランナーがそろいぶみ【ブレードランナー2049】 [映画にドロップキック!!]


ブレードランナー 2049 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(通常版) [4K ULTRA HD + Blu-ray]

ブレードランナー 2049 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(通常版) [4K ULTRA HD + Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
元祖のブレードランナーは見ていない。終盤にハリソンフォードが登場したことで、前作を意識していることがわかった。孤独なブレードランナーのKがレプリカントを追いつめる。Kが唯一心を許せるのはホログラムに映し出される美しい女だった。未来ではまるですぐ近くにいるようなホログラムの映像となる。

さらには生身の人間と重なると、まるで生身の人間に乗り移ったかのような状態になる。正直、前作を見ていないが、レプリカントとブレードランナーの争いだということはわかる。最後にデッカードが大きな秘密を握っているらしく、デッカードの奪い合いとなる。自分が人造人間なのかそうではないのかが判断できないのは恐ろしい。今ある記憶すらも後付けで作られたモノの可能性もある。

■ストーリー
2049年、LA市警のブレードランナー“K"(ライアン・ゴズリング)はある事件の捜査中に、人間と人造人間《レプリカント》の社会を、そして自らのアイデンティティを崩壊させかねないある事実を知る。Kがたどり着いた、その謎を暴く鍵となる男とは、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、30年間行方不明になっていたデッカード(ハリソン・フォード)だった。

デッカードが命を懸けて守り続けてきた秘密---世界の秩序を崩壊させ、人類存亡にかかわる<真実>がいま明かされようとしている。






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アニメを見ていた人がターゲットだ【あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない】 [映画にドロップキック!!]


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 Blu-ray BOX(通常版)

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 Blu-ray BOX(通常版)

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
昔、話題になっていたのは知っていたが、見たことはない。原作小説も未読。アニメも見ていない。ただ、過去にテレビドラマとして実写版が放映されていたので、それを見たことはある。本作はアニメとして放送されていた各回の総集編的な扱いなのだろう。そのため、かなりダイジェストにストーリーが展開されている。

恐らくだがアニメを見続けた人ほど作品の魅力を感じることはできないだろう。自分の場合もかろうじでテレビドラマを見ていたのでついていくことができた。これがなんの予備知識もなしに見ると、面白さや感動ポイントがわからずに戸惑ったことだろう。アニメファンは本作にどのような評価を与えたのだろうか…。

■ストーリー
幼馴染み6人のちょっと不思議なひと夏を描いた人気アニメの劇場版。子ども時代の事故をきっかけに心を閉ざし、離れてしまった仲良し6人組。夏のある日、事故で死んでしまっためんまがじんたんの前に現れるが…。






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死んだはずの夫が実は生きていた? 【とめどなく囁く】 [書籍にドロップキック!!]


とめどなく囁く

とめどなく囁く

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/03/27
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
前夫を海難事故で亡くした早樹。資産家の男と再婚した早樹の物語が描かれている。早樹の再婚相手には早樹と同い年の娘がいる。それら娘や息子の嫁たちとのいさかいが描かれるかと思いきや、そのあたりはただのオマケでしかない。メインは死んだと思われていた前夫が、実は生きているかも?という流れだ。義理の母親が前夫と思わしき人物を見たと早樹に告げる。

このあたりから、心霊的な流れを想像してしまう。次第に周りで同じような目撃証言が登場してくる。今の夫との関係や娘との関係、そして義理の母親との関係まで。非常に入り組んでいる。それでも、物語のポイントは前夫が生きているかどうかで、生きているならなぜ8年も姿を現さなかったかが読者の気になる部分だろう。

■ストーリー
一番近くにいるのに誰よりも遠い。海釣りに出たまま、二度と帰らなかった夫。8年後、その姿が目撃される。そして、無言電話。夫は生きていたのか。塩崎早樹は、相模湾を望む超高級分譲地「母衣山庭園住宅」の瀟洒な邸宅で、歳の離れた資産家の夫と暮らす。

前妻を突然の病気で、前夫を海難事故で、互いに配偶者を亡くした者同士の再婚生活には、悔恨と愛情が入り混じる。そんなある日、早樹の携帯が鳴った。もう縁遠くなったはずの、前夫の母親からだった。ささやきの音源はどこにある






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ミステリー作家が他のミステリー作品を書評する 【小説という毒を浴びる】 [書籍にドロップキック!!]


小説という毒を浴びる 桜庭一樹書評集

小説という毒を浴びる 桜庭一樹書評集

  • 作者: 桜庭 一樹
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
桜庭一樹の書評と対談集。作者の人となりがわかることと、どのような作品が好きかというのがわかる。作者が書評に選んだ作品はあまり自分とは好みがかぶらない。というか、かなり昔の作品が多い。中には自分が知っている作品もあるのだが、それは10分の1程度しかない。タイトルは知らないが、作者の書評を読んでいるとなんとなく内容はわかってくる。

ジャンルはわりとミステリーが好きで、恋愛小説などはまったく対象ではないようだ。お笑い芸人のエッセイや、同業者との対談まで作者のファンならばたまらない要素もある。今までの雑多な書評を全てまとめたような作品のため、作者自身の古い作品と同時期になんて話をされると時代を感じずにはいられない。

■ストーリー
『聖少女』『クレーン男』『歳月』『丁家の人びと』『船を建てる』『ある秘密』『ケイト・モス 美しく呪われし者』『ロリータ、ロリータ、ロリータ』『ジェイン・オースティンの読書会』『さみしいネコ』『燃えるスカートの少女』『枯葉の中の青い炎』『クリスマスに少女は還る』『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』『大人にしてあげた小さなお話』『むかし僕が死んだ家』

『二十歳の原点』『アブサン・聖なる酒の幻』『予告された殺人の記録』『オーランドー』『さむけ』『血族』『ゴドーを待ちながら』『センセイの鞄』『セールスマンの死』『プロレス少女伝説』『死せる少女たちの家』『赤い薔薇ソースの伝説』コナン・ドイル〈シャーロック・ホームズ〉シリーズ、小野不由美〈悪霊〉シリーズ、伊坂幸太郎、エラリー・クイーン、吉野朔実、谷崎潤一郎、北欧神話ほか、多数。書き下ろし書評には、スティーヴン・キング『IT』や、若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』など。道尾秀介氏、冲方丁氏、綿矢りさ氏、辻村深月氏との対談を収録。






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マフィアと警察とマスコミに追われバスジャック【タイム・トゥ・ラン】 [映画にドロップキック!!]


タイム・トゥ・ラン [DVD]

タイム・トゥ・ラン [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
カジノを経営するマフィアのボスであるポープ。古参のディーラーであるヴォーンは娘の病気の治療費をポープに工面してもらうようお願いするのだが…。ポープはビジネスライクであっさりとヴォーンの要求をはねつける。ヴォーンは同僚と共に、ポープの表に出せない資金の強奪計画を立てるのだが…。

ヴォーンの情報から強奪に成功するのだが…。闘争の際に手間取りマフィアに追われてしまう。逃走劇はバスジャックへとつながり警察にも追われることに。ヴォーンは乗客の安全を考えた行動をとる。ポープは娘との関係を見直し、裏の資金が娘に拒否されショックを受ける。ラストはなんだかものすごくぬるい終わり方だ。ポープが急に改心したということだろうか。

■ストーリー
マフィア VS 強盗団 VS SWAT! ! 大金の行方は! ?裏社会のボスで巨大カジノのオーナー、ポープ(デ・ニーロ)。彼の元で働く元軍人の腕利きディーラー、ヴォーン(モーガン)は、重い病を患う娘の為、ポープに借金を申し出るも手ひどく断られてしまう。自暴自棄になったヴォーンは同僚の用心棒コックス(バウティスタ)の誘いに乗り、勤務先からの現金強奪計画に加わることに。

勝手知ったる場所で簡単に行くはずの計画。しかし仲間の裏切りによって一転、彼らは逃走経路を失ってしまう。追い詰められた彼らは、通りかかった路線バスを占拠し運転手に逃走を命じるのだが、すぐにバスジャック事件は警察も知るところとなる。こうしてヴォーン、ポープ、そして警察による三つ巴の壮絶な追走劇が幕を開ける! !






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タランティーノらしいグロテスクさ【デス・プルーフ in グランドハウス】 [映画にドロップキック!!]


デス・プルーフ [Blu-ray]

デス・プルーフ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
タランティーノ監督作品。序盤からタランティーノらしいダラダラとした会話が続く。女たちがワチャワチャと騒ぎながら車に乗りバーに到着する。バーでの小粋な会話が続くのだが、カウンターでひっそりと飲むスタントマンマイクがいる。マイクは女たちと親しげに会話を続けるのだが…。マイクの乗る車は明らかに怪しい。

女のひとりを助手席に乗せるのだが、マイクの車はスタントマン仕様で事故にあっても運転手は無傷なように強固なガードがされている。ただし安全なのは運転手だけ。助手席に乗った女はあっさりと殺されることになる。そしてマイクは残りの女たちが乗る車に突っ込んでいく。この場面が本作のピークだろう。足が飛び顔面にタイヤが激突する激しい事故シーンだ。

■ストーリー
奇才、クエンティン・タランティーノ監督が“グラインドハウス”にオマージュを捧げたカーバトル・アクション。改造車を駆り、殺人を犯すスタントマンとスタントウーマンの死闘を描く。






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