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東京オリンピックの競技中、選手が射殺される 【トリガー 上】 [書籍にドロップキック!!]


トリガー 上

トリガー 上

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/08/30
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
東京五輪の真っただ中で乗馬の選手がライフルで狙撃されてしまう。序盤では日米韓のスキャンダルを握ってる韓国の検事セリョンの状況が描かれている。中盤でセリョンが狙撃されてからは、ジェットコースターのように急転直下の展開となる。北朝鮮の工作員、韓国の検事や警察組織、そして日本の公安、警察官僚、SATまで様々な立場の者が入り混じる。

外交問題にまで発展する可能性のある殺人事件。怪しげな組織の存在や日韓の在日米軍に関する秘密など物語は思いもよらない方向へと動いていく。とんでもないスキャンダルの証拠をもつ者は、例外なく消されていく。あらゆる場面でその力を使うことができる組織とはどのような存在なのか。物語が進むにつれて、これほど強烈な組織の全容については興味が強くわいてくる。

■ストーリー
東京五輪で放たれた、一発の銃弾。謀略の引き金はひかれた!2020年7月24日、東京オリンピックがついに開幕した。現役検事ながら馬術競技韓国代表のキム・セリョンは五輪直前、二度も凶漢に襲われ、ある不正に関する極秘捜査をやめるように脅されていた。5月半ばには、在日米軍女性将校と北朝鮮の潜伏工作員の変死事件が相次いで発生。三つの事件の裏には、日韓の在日米軍に関するある謀略が蠢いていた――。アジアの安全保障を根底から揺るがすパンドラの箱が、いま開かれた!!






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