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企業ラグビー運営の難しさ 【ノーサイド・ゲーム】 [書籍にドロップキック!!]


ノーサイド・ゲーム

ノーサイド・ゲーム

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019/06/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

■ヒトコト感想
すでにドラマ版を見ているので内容についての驚きはない。ただ、企業がラグビーを続けることの難しさが伝わってきた。おそらくはプロ化したバスケなども取材したのだろう。日本ではそれほどメジャーとはいえないラグビーをどのようにして盛り上げていくのか。主人公の君島の熱さはすさまじい。そして、作中では特に描かれてはいないが、強烈な調査能力があるのだろう。ラグビーに対する情熱がすさまじく、本社への復帰する打診すら断っている。

ここまで仕事に熱くなれるサラリーマンだからこそ読者にその熱さが響くのだろう。巨額の赤字を出しながらもラグビーチームを持つ意味。WWc杯で盛り上がった時期なだけにラグビーの未来は明るいように思えてくる。

■ストーリー
未来につながる、パスがある。大手自動車メーカメーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ―。ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。






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