マニアックすぎる趣味【大極宮2】 [書籍にドロップキック!!]
■ヒトコト感想
前作と同様WEBで発表されたものが書籍化されている。前作では、まだ見ぬ作家生活の裏側をのぞき見るようで楽しかった。しかし、それが二回目となると何か目新しいものがない限り、熱中することはできない。三人の作家それぞれのキャラクターも決まっており、内容も同じようなことの繰り返しとなる。リアルタイムに読んでいたらまた違った感想をもったかもしれないが、いまさらというのがある。今回は特に宮部みゆきに対してはかなりマニアックだと感じた。特定のゲームの話をつらつらとされても、そのゲームに興味がない人にとってはまったく面白くもなんともない。それは京極夏彦にも言えることかもしれない。趣味がマニアックすぎる。
■ストーリー
「毎晩、お酒を飲んでいるのですか?」と宮部みゆきに驚かれる大沢在昌は、「仕事の疲れを癒すために飲んでる」と答える。「金にならない仕事ばっかりだね?」と大沢在昌に心配される京極夏彦は、「だって仕事が趣味なんですから」と反論する。「ゲームを語っている部分が続きますね」と京極夏彦に呟かれる宮部みゆきは、「ゲームばかりですよ」と皆を納得させる。大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆき・公式ホームページ「大極宮」の三人がお互いにツッコミ、なぐさめ合い、そして笑う!!
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