SSブログ

6歳の子どもの成長を追いかける【6歳のボクが、大人になるまで。】 [映画にドロップキック!!]


6才のボクが、大人になるまで。 [DVD]

6才のボクが、大人になるまで。 [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
6歳の少年が18歳になるまでをリアルタイムに描いている作品。当然ながら主人公のメイソンだけでなく周りも同じように歳をとっていく。父親や母親は年齢の関係からかほとんど変わらないようにも見える。メイソンと姉のサマンサは如実にその成長具合が見てとれる。

6歳当時はかわいらしい子供で将来はイケメンになるかと思いきや、成長してみるとそこまでイケメンではなく、逆に鼻が少し残念な子供になってしまったというリアルタイムならではの問題が発生した。成長の過程を見せられると、ごく普通の物語であっても特別なものに感じてしまう。母親の離婚や再婚に翻弄される子供たち。実の父親とつかの間の再会。そして親離れする時期。もしかしたらこれがごく普通のアメリカの家庭なのかもしれない。

■ストーリー
メイソンは、テキサス州に住む6歳の少年。キャリアアップのために大学で学ぶと決めた母オリヴィアに従って、姉サマンサと共にヒューストンに転居した彼は、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父メイソンSrとの再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋。

周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していく。やがて母は大学の教師となり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わる。一方、ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も失恋の苦い味も覚えたメイソンは、いよいよ母の元から巣立つ日を迎えることに・・・。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

雨宮兄弟が大活躍するスピンオフ【HiGH&LOW THE RAD RAIN】 [映画にドロップキック!!]


HiGH & LOW THE RED RAIN(豪華盤) [Blu-ray]

HiGH & LOW THE RED RAIN(豪華盤) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: rhythm zone
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ。雨宮兄弟が主人公の物語。やはりというか、「クロース」と同じ系統が続いていく。ひとつのパターンではおさまらず脇役にも焦点を当ててキャラ立ちさせている。今回は3人兄弟のうち行方不明の長兄を探す物語だ。

圧倒的な強さを誇り、兄弟で多人数相手に圧倒する雨宮兄弟。となると、もはや圧倒的すぎる力のため、他のキャラよりも頭一つ抜きんでている感じとなっている。そんな兄弟よりもさらに強い長兄が両親の仇をとるためにヤクザの親分を殺そうとする。ストーリーとしてはありきたりだ。HIGH&LOWシリーズでなければ成立しない作品だろう。シリーズの魅力としては、それぞれのグループでのトップが夢の対決をする、というのがあったのだが…。本作ではそれがないのが残念だ。

■ストーリー
「HiGH&LOW」シリーズの雨宮兄弟をフォーカスした劇場版。幼い頃に両親を亡くした雨宮3兄弟。強い絆で結ばれていた彼らだったが、1年前に長兄・尊龍が姿を消してしまう。それ以来、兄の行方を捜し続ける弟たちは両親の命日に家族の墓を訪れ…。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

非日常を楽しむ旅エッセイ 【旅ドロップ】 [書籍にドロップキック!!]


旅ドロップ

旅ドロップ

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/07/01
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
旅を中心としたエッセイ集。作者はどのような旅をしてきたのか。イメージ通り、優雅な旅のように思えた。絶対にヒッチハイクや貧乏旅行をするようなタイプではない。優雅にワインを飲み美術館へ通い、そしておいしい食事をする。若いころの旅については多少無茶なことをしつつも、それをアクシデントとして楽しんでいる。

英語が多少話せたとしても、電車での移動の困難さや困った時にどうするかなど、ちょっとした旅エッセイが面白い。特に、電車を乗り換えて船に乗ると思っていたら、電車ごと船に乗せられて移動するというのは驚きだ。ついつい日本の常識で考えてしまうので、急いで電車から船に乗り換えなければ、なんて思ってしまうのも当然だろう。

■ストーリー
旅をした場所と空気、食べ物、そして出会った人々や動物たち―このエッセー集は、ちいさな物語のようだ。時も場所も超えて、懐かしい思い出に、はるかな世界に連れ出してくれる。エッセー37篇のほか巻頭に詩を三篇収録。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

冴えすぎる高校生コンビ 【本と鍵の季節】 [書籍にドロップキック!!]


本と鍵の季節

本と鍵の季節

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
堀川と松倉。ふたりの男子高校生が日常の謎を解く物語。物語は連作短編形式で、序盤では松倉や堀川のふたりが冴えた推理を展開する部分を読者に印象つけようとしている。高校生ではあるが遊びに夢中になるパリピタイプではない。ふたりとも図書委員であり本を読むことやじっくりと考察を続けることを好む。

松倉は背が高くイケメンで目立つのだが、浮かれた様子は一切ない。松倉と堀川のキャラ付けが終わると、メインである松倉の父親の話となる。父親が残した宝物のありかを推理する堀川と松倉。どこか歯切れの悪い松倉であり、それに気づく堀川。ラストでは堀川が全てを解き明かす。高校生とは思えない冴えすぎな推理が連発される。日常の謎をこうも鮮やかに効率的に解き明かすのはやりすぎでは?と思ってしまった。

■ストーリー
堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが……。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

眠ると記憶がなくなる衝撃【50回目のファーストキス】 [映画にドロップキック!!]


50回目のファーストキス [DVD]

50回目のファーストキス [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
ハリウッド版のリメイク。事故で記憶障害が起きた女とその恋人の物語。目が覚めると前日の記憶がすべて消えており、事故直前の記憶に戻る。もし、自分がこの女性と同じ立場だったとしたら絶望的な気持ちになることだろう。今日どれだけいろいろな出会いや成長があったとしても、ひと晩眠ると次の日にはすべて忘れている。毎朝起きると常に事故直前の状態となる。

本人も絶望的だが、周りはさらに絶望的な気分となる。どれだけ仲良くしたとしても、次の日にはすべてを忘れている。究極は、朝起きると目の前には自分の子供がいる。毎朝記憶を上書きするための情報を見てすべてを理解する。ハリウッド版と比べると、かなりユーモアの要素が強くなっている。

■ストーリー
ハワイのオアフ島。ツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしているプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠衣という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。たちまち意気投合するふたりだったが、翌朝会った瑠衣は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠衣は、新しい記憶が一晩でリセットされるという事故の後遺症を患っていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日初対面の彼女をあの手この手で口説き落とす。

ふたりは毎日恋に落ち、毎日ファーストキスをくりかえす。しかし、ふとした事件で瑠衣は自分の記憶のズレに気づき、苦しむことに。そのことすら1日で忘れてしまうのだが、このままでは瑠衣の人生は失われたままだと考えた大輔は、彼女のため、ある新たな試みをしかける・・・!






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

例の3人が事業を立ち上げる【モンスター上司2】 [映画にドロップキック!!]


モンスター上司2 [Blu-ray]

モンスター上司2 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
前作は見た。上司に虐げられた3人のサラリーマンが独立してアメリカンドリームを手に入れようと頑張っているのはわかる。基本は独立した3人がやりて悪徳資産家に騙され、復讐のために息子を誘拐し大金をせしめようとする物語だ。全体的にユーモアに満ちており、下品なギャグのオンパレードとなっている。

エンディングではNGシーンがひたすら流されており、出演者たちもこの作品を楽しんでいるというのが伝わってくる。出演陣も超豪華で主役や準主役をやるような俳優たちが多数出演している。3へと続くような流れがあり、この3人のドタバタはまだまだ続くのだろう。最終的にはどうなることが目的なのか途中でわからなくなってはいるが、楽しい作品だ。

■ストーリー
ニック、デール、カートの3人は独立してビジネスを立ち上げることを決意するが、悪徳投資家の口車に乗せられてすっからかんに。そこで会社を取り戻すため、彼らはとんでもない作戦を決行する。過激なジョーク満載で、前作よりさらにヒートアップ!






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

荒っぽいCGが逆にこのシリーズの売りだ【アナコンダ4】 [映画にドロップキック!!]


アナコンダ4 [DVD]

アナコンダ4 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
相変わらずこのシリーズはCGが荒いというか、一昔前のCGのように感じてしまう。巨大な蛇がジャングルの中をものすごい速さで進む。その動きはジャングル内を滑るようにすすむ。後付け感がすさまじい。何か本当に巨大な蛇がジャングル内をズルズルと進んでいるのではなく、浮き上がるように進んでいる。

人間に絡みついたり頭から人間を飲み込んだり。。特に印象的なのは遠いアングルからアナコンダの影が見えており、そこに人間が飲み込まれるのが影として判断できるシーンだ。アナコンダの恐怖感は少ない。ただ、爆弾を飲み込ませ爆破したとしても復活するという、すでに普通の生物ではない状態になっている。ラストも続きがありそうな流れとなっている。

■ストーリー
前作3で逃げ出した2匹の蛇は死んだ。しかし、お腹の中にいた子供たちを密かに持ち出していた研究者がいた。子供たちは予想以上の早さで成長を遂げ、遂には研究者たちを襲い脱走してしまう。次々と人々を襲い始めるアナコンダの前に、前作で蛇を退治した女性化学者のアマンダが再び現れる。より凶暴化したアナコンダとの壮絶な戦いが幕を開ける。






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画