SSブログ

好意を利用する小悪魔小学生【はじまりのボーイミーツガール】 [映画にドロップキック!!]


はじまりのボーイミーツガール DVD

はじまりのボーイミーツガール DVD

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2018/06/06
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
落ちこぼれのヴィクトールが優等生のマリーに恋をする。ただ、マリーには隠された秘密があった。。。マリーは視力が弱くなる病気を患っている。病気のことを隠しながら生活し、なんとか音楽院の受験まで粘ろうと考える。そこで身近にいる利用しやすそうなヴィクトールを使い、マリーは視力が弱くなっていることを隠そうとする。

誰もがマリーのことを考えて行動している。ヴィクトールも、マリーが自分を利用したことに気づいてからも、協力することをやめない。マリーの父親や医者が執拗にマリーの目を気にすることは、病気がひどくなり失明することを恐れてのことだろう。親としてはマリーの父親を否定することはできない。ただ、本人の希望にも少しは聞く耳をもつべきだとも感じた。

■ストーリー
ヴィクトールはクラスの優等生マリーに恋をしている12歳。秀才のロマンからのアプローチもはねつけるマリーに、落ちこぼれのヴィクトールは遠くから見つめるだけだった。ところが、そんなマリーがヴィクトールに急接近! 「勉強を手伝ってあげる」と家に招待してきた! 親友のアイカムから「どん底のお前に最後のチャンスだ」と煽られたヴィクトールは、「女は信用できない」と平静を装いつつも、ウキウキと出かけていく。マリーの指導で徐々に成績があがってきたある日、プロのチェロ奏者になる夢をマリーから打ち明けられる。そしてマリーと初めて手を繋いで下校したヴィクトールは、別れ際に頬にキスされすっかり舞い上がるのだった。

だが、マリーには、誰も知らない秘密があった。だんだんと視力が落ちる病気にかかったマリーは、音楽学校に行くためそのことをひた隠しにしていたのだ。秘密を守るため、マリーには“目"が必要だった。それに気づいたヴィクトールは、利用されていたことにショックを受けるが、マリーの情熱に動かされ、彼女の夢を叶えることを決意する。その日から2人の秘密の作戦が始まった──!






nice!(1)  コメント(0) 

悪のドラゴン乗りとの対決【ヒックとドラゴン2】 [映画にドロップキック!!]


ヒックとドラゴン2 [Blu-ray]

ヒックとドラゴン2 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2018/02/02
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
大人になったヒックとドラゴン。冒頭から鎧に身を包んだヒックがかっこよくドラゴンを乗りこなし、大空を羽ばたいている。今回はドラゴンだけでなくヒックも羽根のような器具をつけて、大空に羽ばたいている。ヒック以外にもドラゴン乗りがおり、ヒックたちを攻撃しようとする。序盤でいきなり怪しげなドラゴン乗りが登場するが、実はそれはヒックの生き別れとなった母親だった。

仮面を被りドラゴンたちを巧みに操る。見た目は怪しいが仮面をとると優し気なおばさんが登場してくる。物語の図式としては、良いドラゴン乗り対悪いドラゴン乗りというのがある。巨大なドラゴンを操る男とヒックたちの対決が始まる。前作よりもドラゴンを使った対決という図式が強い。

■ストーリー
ここは人間とドラゴンが共存する平和なバーク島――ドラゴンレースがにぎやかに開催されているが、レースに参加しないヒックはドラゴンのトゥースに乗って空中散歩を楽しみながらまだ地図に載っていない場所を探検に行く。遠くに見慣れない島を見つけ近づいてみると、そこには見たこともないような超巨大ドラゴンを操るドラゴをリーダーとする悪の一味がいてバーク島を狙っていたのだった。島の仲間とドラゴンたちを守るためヒックは父親のストイックに平和的な解決ができないかと相談するのだが・・・。






nice!(0)  コメント(0) 

組織を守るためには身内にさえも手をかける 【ライアー】 [書籍にドロップキック!!]


ライアー (新潮文庫)

ライアー (新潮文庫)

  • 作者: 在昌, 大沢
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/03/01
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
国外の対象者を秘密裡に処理する秘密機関の女工作員である神村。夫が身元不明の女と怪死した。本作が強烈なのは、神村の周りの特殊な人間関係だ。義理の父親が公安のOBであり何かしら裏でカギをにぎる。神村は非合法の活動をしてはいるが、子供にも夫にも恵まれていた。自分に人を殺す才能があると気づいた神村。そして、夫の事件を調べていくうちに新たな組織の姿が見え始める。

非合法組織の幹部たちの一声で事態は大きく変わる。いつどこで誰に襲われるかわからない状態。警察組織すらも抑え込むことができる権力者が関係する組織。夫が殺された理由は何なのか。自分たち以外にも対象者を処理する機関の存在に気づき、そこと対決する。権力構造が複雑なハードボイルドだ。

■ストーリー
穏やかな研究者の夫。素直に育った息子。幸せな家庭に恵まれた神村奈々の真の姿は対象人物の「国外処理」を行う秘密機関の工作員だ。ある日、夫が身元不明の女と怪死を遂げた。運命の歯車は軋みを立て廻り始める。次々と立ちはだかる謎。牙を剥く襲撃者たち。硝煙と血飛沫を浴び、美しき暗殺者はひとり煉獄を歩む。愛とは何か―真実は何処に?アクション・ハードボイルドの最高傑作。






nice!(0)  コメント(0) 

24時間限定の命【リミット・オブ・アサシン】 [映画にドロップキック!!]


リミット・オブ・アサシン [DVD]

リミット・オブ・アサシン [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2019/01/09
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
組織の暗殺者として活躍していたトラヴィスは、家族を失ったことで腑抜けとなる。トラヴィスは組織のために再び暗殺活動に精を出すのだが…。任務に失敗し死の淵をさまようことになる。トラヴィスが手に入れた情報が貴重なため、組織は強引にトラヴィスを蘇生させるのだが…。情報をトラヴィスから聞き出した組織は、トラヴィスを始末しようとする。

ここでトラヴィスは反発し24時間という制限がある中で、自分の信念に基づいて活動することになる。組織の巨大さと幹部たちの横暴さはすさまじい。トラヴィスが暗殺者としての能力の高さを示し、守るべき女捜査官と共に激しく動き回る。ボロボロのトラヴィスは必死に事態を打開しようとする。

■ストーリー
家族を失い、任務中に命を落とした暗殺者のトラヴィスは、組織の蘇生実験で命を吹き返す。しかし、組織はトラヴィスが手に入れた情報を聞き出すと、すぐに彼を処分しようとする。その場を逃げ延びたトラヴィスは、自分が組織に捨て駒として利用されただけだったことを悟り、自らの犯した罪と向き合い、組織のさらなる陰謀を食い止めるため復讐を誓うが、与えられた命には24時間という制限があった。






nice!(0)  コメント(0) 

寡黙で影のあるイケメンの殺し屋【アジョシ】 [映画にドロップキック!!]


アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2012/02/02
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
元軍人で暗殺技術に長けた男テシクは妻の死をきっかけとして腑抜けのような男となっていた。そんなテシクは近所の少女ソミとの交流で変わっていくのだが…。テシクの強さがすさまじい。麻薬関係でソミと母親が囚われの身となった際には、テシクが独力ですべてを打開しようとしている。警察を出し抜き、麻薬組織すら崩壊させる勢いがある。

作中では、あちこちにグロテスクな場面が満載だ。テシクは血みどろとなり、臓器売買の組織なため、臓器や目を抜き取られた死体などが登場する。テシクは影のあるイケメンで、圧倒的な強さがある。寡黙で前進黒ずくめ。ステレオタイプな殺し屋そのままに、圧倒的な力で組織を崩壊させようとしている。

■ストーリー
テシクは自ら孤独を選んだ。都会の片隅で質屋を営み、世間を避けるように生きている。過去のある事件が、彼から夢も希望も、未来すら奪ったのだ。テシクの隣に住む少女ソミはいつもひとりぼっちだ。クラブダンサーの母は、娘の世話より自分の暮らしに忙しい。ソミは“アジョシ=おじさん”と呼び、ただ一人の友達として慕っていた。

ある日、麻薬密売に巻き込まれた母親と共に、ソミは犯罪組織に誘拐される。ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背景に隠された恐るべき真実を知る。愛する者を二度と失いたくない・・・テシクはソミを守り抜くと決意するのだが・・・。






nice!(1)  コメント(0) 

体が不自由な者同士の友情【ヒックとドラゴン】 [映画にドロップキック!!]






ヒックとドラゴン~バーク島の冒険~ バリューパック [DVD]

ヒックとドラゴン~バーク島の冒険~ バリューパック [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/11/07
  • メディア: DVD

■ヒトコト感想
ドラゴンとバイキングの物語。ドラゴン退治に力を入れるバイキングが住むパーク島。そこで生活するヒックはドラゴン退治の力をつけるよう父親に言われてしまう。ヒックは見るからに戦いには向いていない体つきだ。ガリガリだが頭は良い。偶然負傷したドラゴンと出会い、そこから交流が生まれる。ヒックがドラゴンと仲良くなる過程で様々なドラゴンに関する知識を得る。

ドラゴンが苦手な物や触るとドラゴンが喜ぶ体の場所まで。それら経験を生かしてヒックは島で一番の若手猛獣使いと言われるようになるのだが…。ヒックとドラゴンの友情はすばらしい。そして、ラストの巨大なドラゴンとの対決。さらにはそれで終わることなく、ヒックはドラゴンと同じように体にハンデを背負う。良いアニメだ。

■ストーリー
ヒックたちに飛行禁止令が発令!?あの最恐ドラゴンがバーク島にやってくる!?大怪我をしたドラゴンを見つけたヒックたちは…?興奮と感動のエピソードが満載!






nice!(0)  コメント(0) 

インドの迷子が25年ぶりに故郷に帰る【ライオン 25年目のただいま】 [映画にドロップキック!!]


LION/ライオン ~25年目のただいま~ [Blu-ray]

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2018/10/05
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
実際の出来事を描いた作品。インドで生まれたサルーが誤って電車に乗り込んでしまい、そこから大都市に迷いこむ。サルーはホームレスとなり、最終的にはオーストラリアの裕福な夫婦に養子として引き取られることになる。サルーは年齢的には3歳か4歳だろう。そんな子供がインドの都会のど真ん中に置き去りにされる。そこから運よく養子に拾われたからよかったものの。。

野垂れ死んだりさらわれて奴隷のように扱われる可能性すらあったのだろう。成長したサルーは故郷のことを突然思い出し、自分が迷子だったということに気づく。そして、わずかなヒントから故郷を探し出す。エンドロールでは実際の映像を交えながら強烈な物語の締めくくりとしている。

■ストーリー
オーストラリアで幸せに暮らす青年サルー。しかし、彼には隠された驚愕の過去があった。インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子にだされたのだ。成人し、自分が幸せな生活を送れば送るほど募る、インドの家族への想い。人生を取り戻し未来への一歩を踏み出すため、そして母と兄に、あの日言えなかった“ただいま"を伝えるため、彼は遂に決意する。「家を探し出す―」と。






nice!(0)  コメント(0) 

四方八方敵に囲まれても生還する女【アトミック・ブロンド】 [映画にドロップキック!!]


アトミック・ブロンド スペシャル・プライス [Blu-ray]

アトミック・ブロンド スペシャル・プライス [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2020/01/08
  • メディア: Blu-ray

■ヒトコト感想
MI6に所属するロレーンは東西冷戦中のベルリンに潜入し二重スパイを探す任務につく。世界中に散らばったMI6のスパイをリスト化したものが盗まれ、それを探し出す任務もある。ロレーンがベルリンへ入国すると、とたんに正体がバレて襲撃を受けてしまう。ロレーンは誰が二重スパイかわからない状態のまま、周りが敵だらけの状況で任務を達成しようとする。

冒頭、MI6の幹部から事情聴取されるロレーン。顔がボロボロのことから何か大きな戦いがあったことをうかがわせる。回想形式で物語はすすみ、ロレーンの奮闘が描かれている。敵に囲まれたとしても、ロレーンは一人で切り抜けている。激しい肉弾戦が本作のメインなのだろう。鮮やかな暗殺シーンはすさまじいインパクトがある。

■ストーリー
1989年、東西冷戦末期のベルリン。世界情勢に多大な影響を及ぼす極秘情報が記載されたリストが奪われた。イギリス秘密情報部MI6は凄腕の女性エージェント、ロレーン・ブロートンにリスト奪還を命じる。ベルリンに潜入中のエージェント、デヴィッド・パーシヴァルとタッグを組み任務を遂行するロレーン。

彼女には、リスト紛失に関与したMI6内の二重スパイ、“サッチェル"を見つけ出すという、もう1つのミッションがあった。リストを狙いベルリンに集結する世界各国のスパイ。誰が味方で誰が敵なのかわからなくなる状況下、ロレーンと世界の運命は?






nice!(0)  コメント(0) 

ネット上の炎上を揶揄する流れ 【クジラアタマの王様】 [書籍にドロップキック!!]


クジラアタマの王様

クジラアタマの王様

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/07/09
  • メディア: 単行本

■ヒトコト感想
製菓会社に勤務する岸が経験する奇妙な物語。冒頭からヘンテコな漫画が差し込まれ、最初は意味がわからなかった。それが実は岸たちが見た夢だとわかる。夢の内容はまるでRPGのように、それぞれが独自の職業となり武器をもち怪物と戦う夢だ。まるでドラクエのようにメンバーを集めて怪物退治を依頼され、実行する。夢は現実とどう関係するのか。

同じような夢を見た人物が登場し、それぞれで会話することであるひとつの結論へと至る。夢で怪物に勝利すると、現実での困難も良い方向へと動いていく。逆に怪物にやられてしまうと、現実でもとんでもない状況へと陥る。岸が直面するのはちょっとヘンテコでありえない状況だ。ただ、夢と微妙にリンクしているのが妙に面白い。

■ストーリー
製菓会社に寄せられた一本のクレーム電話。広報部員・岸はその事後対応をすればよい…はずだった。訪ねてきた男の存在によって、岸の日常は思いもよらない事態へと一気に加速していく。不可思議な感覚、人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥。打ち勝つべき現実とは、いったい何か。






nice!(0)  コメント(0) 

テリトリーに入り込む 【ブラック・ハウス 下】 [書籍にドロップキック!!]


ブラック・ハウス〈下〉 (新潮文庫)

ブラック・ハウス〈下〉 (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/01/28
  • メディア: 文庫

■ヒトコト感想
子供たちを誘拐し惨殺してきたフィッシャーマン。ジャックと仲間たちはフィッシャーマンとの対決の前にすべての元凶である黒い家に向かおうとする。物語は非常にグロテスクな展開となる。上巻からフィッシャーマンが誰かというのは判明していた。たどり着く過程よりも、ヘンリーを含めた仲間たちがどのようにしてフィッシャーマンと対決するか。

囚われの身となっている子供がフィッシャーマンの魔の手から逃れようと必死になる。異界へと入り込み、そして戦いに勝利するためのカギの情報も得る。フィッシャーマンに勇敢に立ち向かう子ども。そして、荒くれ者だが、黒い家の毒気にやられたとしても必死に戦おうとする者たち。すべての対決の結末が本作にはある。

■ストーリー
人目を避けるように、ひっそりと森の奥深くで息をひそめている“黒い家”。連れ去られた子供たちがこの魔性の家に囚われていると確信し、捜索に向かった人々は、幻影の恐怖と牙をむく魔犬に次々と返り討ちにあっていく。そして、悪夢の鍵を握る老人の言動…。ジャックの異界への旅の終焉に待ちうけているものは?壮大なる冒険ファンタジーがついに迎える未曾有の大団円。






nice!(1)  コメント(0)